この図は、許容範囲にある不適切なポジティブ率の値に応じて、受信者操作特性(ROC)曲線によって囲まれる最大ROC曲線下面積(AUC)が、ROC曲線ごとにどのように異なるかを表しています。この図では、AおよびBとラベル付けされた2本の曲線と、1本の直線が描かれたグラフが示されています。両軸に対して45度の角度で描かれている直線は、ランダムなケースを表しています。曲線AおよびBは、いずれも直線の上方に位置しています。Aは、Bと交差するまではBの上方にあります。AとBは、x座標が0.3の点で交差しています。その後、x座標が0.45の点で2つの曲線が再び交差するまで、AはBよりやや下方にあります。この点以降、AはBの上方に位置します。区間全体を考える場合、Aの下の面積はBの下の面積より大きくなります。ただし、x座標の値が0.45以下の場合で考えると、Aの下の面積はBの下の面積より若干小さくなります。