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Oracle Database JPublisherユーザーズ・ガイド
11gリリース1(11.1)
E05722-01
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はじめに

ここでは、このマニュアルの対象読者、構成および表記規則について説明します。また、関連するOracleマニュアルのリストも記載されています。

JPublisherユーティリティは、JavaアプリケーションのクラスをSQLまたはPL/SQLのエンティティやサーバー・サイドJavaクラスに対応付ける必要のあるJavaプログラマを対象としています。

この章の内容は次のとおりです。

対象読者

このマニュアルは、データベース・アプリケーションで次のような作業を行うJava Database Connectivity(JDBC)およびJava2 Platform, Enterprise Edition(J2EE)プログラマを対象としています。

このマニュアルを使用するには、Java、Oracle Database、SQL、PL/SQLおよびJDBCに関する知識が必要です。

ドキュメントのアクセシビリティについて

Oオラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。

ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて

スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかしJAWSは括弧だけの行を読まない場合があります。

外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて

このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。

Oracleサポート・サービスへのTTYアクセス

アメリカ国内では、Oracleサポート・サービスへ24時間年中無休でテキスト電話(TTY)アクセスが提供されています。TTYサポートについては、 (800)446-2398にお電話ください。アメリカ国外からの場合は、+1-407-458-2479にお電話ください。

このマニュアルの構成

このマニュアルの構成は、次のとおりです。

第1章「JPublisherの使用方法」

JPublisherを使用して、SQLオブジェクトおよびPL/SQLオブジェクト、Oracle Streamsアドバンスト・キュー(AQ)、サーバー・サイドJavaクラスおよびWebサービスを公開する方法を説明します。

第2章「JPublisherの概要」

JPublisherユーティリティの概要と例、このリリースでの新機能およびJPublisher操作の概要について説明します。

第3章「データ型およびJava間の型マッピング」

JPublisherのデータ型マッピングの詳細と、Java間での型マッピングのスタイル・メカニズムについて説明します。

第4章「その他の機能と考慮事項」

Webサービスに対するサポートの概要、JPublisher出力のフィルタリング、移行および下位互換性など、JPublisherのその他の機能と考慮事項について説明します。

第5章「生成されるクラスおよびインタフェース」

出力パラメータ(PL/SQLのIN OUTまたはOUTパラメータ)の処理方法、オーバーロードされたメソッドの変換方法、生成されたクラスとインタフェースの使用方法など、JPublisherにより生成されるクラス、インタフェースおよびサブクラスの詳細と概念について説明します。

第6章「コマンドライン・オプションおよび入力ファイル」

JPublisherのコマンドライン構文、コマンドライン・オプションと使用方法および入力ファイル形式の詳細について説明します。

付録A「生成されるコードの例」

各章では長すぎて記載しきれなかったサンプル・コードを示します。これには、WebサービスをサポートするためのJava間の型変換の例や、JavaおよびPL/SQLラッパーの例が含まれます。

付録B「トラブルシューティング」

JPublisherのトラブルシューティングのヒントについて説明します。

関連ドキュメント

詳細は、次のOracleドキュメントを参照してください。

Oracle Databaseリリースについては、Oracle Java Platformグループから次のマニュアルが提供されます。

Oracle Application Serverリリースについては、Oracle Java Platformグループから次のマニュアルが提供されます。

Oracle Server Technologiesグループからは、次のマニュアルが提供されます。


注意:

Oracleエラー・メッセージ・マニュアルは、HTML形式でのみ配布されます。Oracle Documentation CDにアクセスできる場合にのみ、範囲を指定してエラー・メッセージを参照できます。特定の範囲を検索した後、ブラウザの「このページの検索」機能を使用して特定のメッセージを検索できます。インターネットに接続している場合は、Oracleオンライン・マニュアルのエラー・メッセージ検索機能を使用して、特定のエラー・メッセージを検索できます。

Oracle Application Serverグループからは、次のマニュアルが提供されます。

Oracle JDeveloperグループからは、次のドキュメントが提供されます。

リリース・ノート、インストール関連ドキュメント、ホワイト・ペーパーまたはその他の関連ドキュメントは、OTN-J(Oracle Technology Network Japan)から、無償でダウンロードできます。OTN-Jを使用するには、オンラインでの登録が必要です。登録は、次のWebサイトから無償で行えます。

http://otn.oracle.co.jp/membership/

すでにOTN-Jのユーザー名およびパスワードを取得している場合は、次のURLでOTN-J Webサイトのドキュメントのセクションに直接接続できます。

http://otn.oracle.co.jp/document/

追加情報は、次のURLを参照してください。

http://jcp.org/aboutJava/communityprocess/final/jsr101/index.html

このリンクを使用すると、JAX-RPCおよびホルダーに関する情報を含むJava API for XML-based RPC(JAX-RPC)1.0仕様にアクセスできます。

http://java.sun.com/j2se/1.3/docs/tooldocs/solaris/native2ascii.html

Java Development Kit(JDK)ユーザーの場合は、このリンクを使用すると、Java環境でサポートされている文字のエンコーディング情報を含むnative2asciiドキュメントが表示されます。

表記規則

この項では、このマニュアルの本文およびコード例で使用される表記規則について説明します。この項の内容は次のとおりです。

本文の表記規則

本文では、特定の項目が一目でわかるように、次の表記規則を使用します。次の表に、その規則と使用例を示します。

規則  意味   

太字 

太字は、本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。 

この句を指定すると、索引構成表が作成されます。 

固定幅フォントの
大文字 

固定幅フォントの大文字は、システム指定の要素を示します。このような要素には、パラメータ、権限、データ型、Recovery Managerキーワード、SQLキーワード、SQL*Plusまたはユーティリティ・コマンド、パッケージおよびメソッドがあります。また、システム指定の列名、データベース・オブジェクト、データベース構造、ユーザー名およびロールも含まれます。 

NUMBER列に対してのみ、この句を指定できます。

BACKUPコマンドを使用して、データベースのバックアップを作成できます。

USER_TABLESデータ・ディクショナリ・ビュー内のTABLE_NAME列を問い合せます。

DBMS_STATS.GENERATE_STATSプロシージャを使用します。 

固定幅フォントの
小文字 

固定幅フォントの小文字は、実行可能ファイル、ファイル名、ディレクトリ名およびユーザーが指定する要素のサンプルを示します。このような要素には、コンピュータ名およびデータベース名、ネット・サービス名および接続識別子があります。また、ユーザーが指定するデータベース・オブジェクトとデータベース構造、列名、パッケージとクラス、ユーザー名とロール、プログラム・ユニットおよびパラメータ値も含まれます。 

sqlplusと入力して、SQL*Plusをオープンします。

パスワードは、orapwdファイルで指定します。

/disk1/oracle/dbsディレクトリ内のデータ・ファイルおよび制御ファイルのバックアップを作成します。

hr.departments表には、department_iddepartment_nameおよびlocation_id列があります。

QUERY_REWRITE_ENABLED初期化パラメータをtrueに設定します。

oeユーザーとして接続します。 

 

注意: プログラム要素には、大文字と小文字を組み合せて使用するものもあります。これらの要素は、記載されているとおりに入力してください。 

JRepUtilクラスが次のメソッドを実装します。 

固定幅フォントの
小文字のイタリック 

固定幅フォントの小文字のイタリックは、プレースホルダまたは変数を示します。 

parallel_clauseを指定できます。

old_release.SQLを実行します。ここで、old_releaseとアップグレード前にインストールしたリリースを示します。 

コード例の表記規則

コード例は、SQL、PL/SQL、SQL*Plusまたは他のコマンドライン文の例です。次のように固定幅フォントで表示され、通常のテキストと区別されます。

SELECT username FROM dba_users WHERE username = 'MIGRATE';

次の表に、コード例で使用される表記規則とその使用例を示します。

規則  意味   
[ ]
 

大カッコは、カッコ内の項目を任意に選択することを表します。大カッコは、入力しないでください。 

DECIMAL (digits [ , precision ])
 
{ }
 

中カッコは、カッコ内の項目のうち、1つが必須であることを表します。中カッコは、入力しないでください。 

{ENABLE | DISABLE}
 
|
 

縦線は、大カッコまたは中カッコ内の複数の選択項目の区切りに使用します。項目のうちの1つを入力します。縦線は、入力しないでください。 

{ENABLE | DISABLE}
[COMPRESS | NOCOMPRESS]
 
...
 

水平の省略記号は、次のいずれかを示します。

  • 例に直接関連しないコードの一部が省略されている。

  • コードの一部を繰り返すことができる。

 


CREATE TABLE ... AS subquery;

SELECT col1, col2, ... , coln FROM employees;
 
 .
 .
 .
 

垂直の省略記号は、例に直接関連しない複数の行が省略されていることを示します。 

SQL> SELECT NAME FROM V$DATAFILE;
NAME
------------------------------------
/fsl/dbs/tbs_01.dbf
/fs1/dbs/tbs_02.dbf
.
.
.
/fsl/dbs/tbs_09.dbf
9 rows selected.
 

その他の記号 

大カッコ、中カッコ、縦線および省略記号以外の記号は、記載されているとおりに入力する必要があります。 

acctbal NUMBER(11,2);
acct    CONSTANT NUMBER(4) := 3;
 
イタリック体
 

イタリック体は、特定の値を指定する必要があるプレースホルダや変数を示します。 

CONNECT SYSTEM/system_password
DB_NAME = database_name
 
大文字
 

大文字は、システム指定の要素を示します。これらの要素は、ユーザー定義の要素と区別するために大文字で示されます。大カッコ内にないかぎり、表示されているとおりの順序および綴りで入力します。ただし、大/小文字が区別されないため、小文字でも入力できます。 

SELECT last_name, employee_id FROM employees;
SELECT * FROM USER_TABLES;
DROP TABLE hr.employees;
 
小文字
 

小文字は、ユーザー指定のプログラム要素を示します。たとえば、表名、列名またはファイル名などです。 

SELECT last_name, employee_id FROM employees;
sqlplus hr/hr
 

 

注意: プログラム要素には、大文字と小文字を組み合せて使用するものもあります。これらの要素は、記載されているとおりに入力してください。 

CREATE USER mjones IDENTIFIED BY ty3MU9;
 

サポートおよびサービス

次の各項に、各サービスに接続するためのURLを記載します。

Oracleサポート・サービス

オラクル製品サポートの購入方法、およびOracleサポート・サービスへの連絡方法の詳細は、次のURLを参照してください。

http://www.oracle.co.jp/support/

製品マニュアル

製品のマニュアルは、次のURLにあります。

http://otn.oracle.co.jp/document/

研修およびトレーニング

研修に関する情報とスケジュールは、次のURLで入手できます。

http://www.oracle.co.jp/education/

その他の情報

オラクル製品やサービスに関するその他の情報については、次のURLから参照してください。

http://www.oracle.co.jp 
http://otn.oracle.co.jp 


注意:

ドキュメント内に記載されているURLや参照ドキュメントには、Oracle Corporationが提供する英語の情報も含まれています。日本語版の情報については、前述のURLを参照してください。