この画像は次のようなチャレンジ/レスポンス(または非同期)認証シーケンスを示しています。

  1. ユーザーがOracle Databaseサーバーに接続を要求し、クライアント・マシンがそのデータをOracle Databaseサーバーに渡します。
  2. RADIUSクライアントとして動作しているOracle Databaseサーバーは、OracleクライアントからのデータをRADIUSサーバーに渡します。
  3. RADIUSサーバーは、このデータを検証するために、データを適切な認証サーバーに渡します。
  4. 認証サーバーは、RADIUSサーバーにチャレンジを送信します。
  5. RADIUSサーバーは、このチャレンジをOracle Databaseサーバー/RADIUSクライアントに送信します(RADIUSサーバーが認証サーバーの場合は、上記3つの手順の組合せが実行されます)。
  6. Oracle Databaseサーバー/RADIUSクライアントは、このチャレンジをOracleクライアントに送信し、Oracleクライアントではグラフィカル・インタフェースによってチャレンジがユーザーに表示されます。
  7. ユーザーが様々な方法でチャレンジに対するレスポンスを提供し、OracleクライアントがそれをOracle Databaseサーバー/RADIUSクライアントに渡します。
  8. Oracle Databaseサーバー/RADIUSクライアントが、ユーザーのレスポンスをRADIUSサーバーに送ります。
  9. RADIUSサーバーは、このレスポンスを検証するために、レスポンスを適切な認証サーバーに渡します。
  10. 認証サーバーはアクセス許可メッセージまたはアクセス拒否メッセージをRADIUSサーバーに戻します。
  11. RADIUSサーバーは、レスポンスをOracle Databaseサーバー/RADIUSクライアントに渡します。(RADIUSサーバーが認証サーバーの場合は、上記3つの手順の組合せが実行されます。)
  12. Oracle Databaseサーバー/RADIUSクライアントは、レスポンスをOracleクライアントに渡します。