JOINBYTESファンクションは、複数のテキスト値を単一行として結合します。
JOINBYTESは、NA
の値を持つ引数を無視し、結合するテキストから改行を削除します(複数行のテキスト式の改行を維持するには、INSCHARSを使用します)。結合される行の長さが4,000(結合される行の最大の長さ)を超える場合、JOINBYTESは自動的に改行して残りのバイトを次の行に移します。ダブルバイト文字の2バイトの間で改行が発生することもあります。この場合、JOINBYTESはダブルバイト文字の最初のバイトで1行を終了し、その文字の2バイト目から次の行を開始します。
戻り値
TEXT
構文
JOINBYTES(first-expression, next-expression...)
引数
JOINBYTESがnext-expressionに結合する式。first-expressionのデータ型がTEXTまたはNTEXT以外である場合、JOINBYTESはそれをTEXTに変換します。NTEXT式をTEXTに変換するには、CONVERTまたはTO_CHARファンクションを使用します。
first-expressionと結合する1つ以上の式。連結する式のデータ型がTEXTまたはNTEXT以外である場合、JOINBYTESはそれをTEXTに変換します。NTEXT式をTEXTに変換するには、CONVERTまたはTO_CHARファンクションを使用します。
例
例7-135 JOINBYTESを使用した値の連結
この例は、JOINBYTESを使用して、2つの変数name.product
およびprice
の現行値を組み合せる方法を示します。変数price
のデータ型はDECIMALです。ただし、JOINBYTESはその値を他のテキスト値と結合するために自動的にTEXTに変換します。
LIMIT product TO 'Canoes' LIMIT month TO 'Dec96'
JOINBYTESファンクションをコールします。
JOINBYTES('Current Price for ' name.product ' is: $' price)
次の値が戻されます。
Current Price for Aluminum Canoes is: $200.03