ADVISE_RELプロシージャは、アナリティック・ワークスペースでディメンションを事前集計する方法を決定する際に役立ちます。事前集計するディメンションの割合を指定すると、ADVISE_RELによりディメンション・メンバーのセットが推奨されます。
ADVISE_RELプロシージャは、入力として、ファミリ・リレーション、値セット、事前計算の割合をとります。ファミリ・リレーションは、ディメンションのメンバー間の階層関係を指定するオブジェクトです。値セットは、分析されるディメンションから定義する必要があります。指定した事前計算の割合に基づき、ADVISE_RELは値セットのディメンション・メンバーの組合せを返します。
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注意: OLAPワークシート内からはこのプロシージャを実行できません。SQL*PlusなどのSQLツール内で実行してください。 |
構文
ADVISE_REL (
family_relation_name IN VARCHAR2,
valueset_name IN VARCHAR2,
precompute_percentage IN INTEGER DEFAULT 20,
compressed IN BOOLEAN DEFAULT FALSE);
パラメータ
表B-8 ADVISE_RELプロシージャのパラメータ
| パラメータ | 説明 |
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ディメンション、およびディメンション・メンバー間の階層関係を指定する、ファミリ・リレーションの名前。 |
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プロシージャの結果を格納する値セットの名前。値セットは、ファミリ・リレーションのディメンションから定義する必要がある。値セットが空でない場合、 |
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事前集計するディメンションの割合。デフォルトは20%。 |
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通常のコンポジット( |