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Oracle OLAP DMLリファレンス
11g リリース1(11.1)
E05732-02
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COPYDFN

COPYDFNプログラムは、アナリティック・ワークスペースでは新しいオブジェクトを定義し、現行のワークスペースまたはアタッチされているワークスペースでは指定したオブジェクトと同じ定義を使用するプログラムです。

COPYDFNでは、すべてのオブジェクト・タイプについてDEFINE、LDおよびPROPERTY行をコピーするとともに、計算式オブジェクトの計算式(EQ)およびDAY、WEEK、MONTH、QUARTER、YEAR型のディメンションの値名書式(VNF)をコピーします。また、プログラムまたはモデルのテキストもコピーされます。COPYDFNでは、オブジェクトのPERMIT行はコピーしません。また、計算式、プログラムまたはモデルのコンパイル済コードもコピーしません。

構文

COPYDFN newobject oldobject

引数

newobject

定義する新しいオブジェクトの名前。

oldobject

定義のコピー元のオブジェクトの名前。

例9-73 プログラムのコピー

次の文では、COPYDFNを使用してnewprogという新しいプログラムを作成します。このプログラムはoldprogという既存のプログラムのコピーです。作成後、newprogを編集して、わずかに内容の異なるプログラムを作成できます。oldprogプログラムには次のような定義があります。

DEFINE oldprog PROGRAM
LD Shows total sales for the top five months from high to low
PROGRAM
LIMIT district TO 'BOSTON'
LIMIT month TO TOP 5 BASEDON TOTAL(sales, month)
REPORT TOTAL(sales, month)
END

次の文を発行します。

COPYDFN newprog oldprog
DESCRIBE newprog

newprogに対し次の定義が作成されます。

DEFINE newprog PROGRAM
LD Shows total sales for the top five months from high to low
PROGRAM
LIMIT district TO 'BOSTON'
LIMIT month TO TOP 5 BASEDON TOTAL(sales, month)
REPORT TOTAL(sales, month)
END