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Oracle OLAP DMLリファレンス
11g リリース1(11.1)
E05732-02
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UNHIDE

UNHIDEコマンドは、HIDE文によって非表示になっていたプログラムのテキストを再表示するコマンドです。UNHIDEを使用するには、プログラムを非表示にしたときに、HIDE文とともに使用したシード式がわかっている必要があります。


注意:

HIDEコマンドは、単純なエンコードを実行します。セキュアな暗号化の使用方法や、その他のOracleのセキュリティ機能については、『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド』を参照してください。

構文

UNHIDE prog-name seed-exp

引数

prog-name

テキストがHIDE文によって非表示になっているプログラムの名前。プログラム名は引用符で囲まないでください。

seed-exp

「prog-name」が非表示になっていたときにHIDE文に使用した1行のテキスト式。シード式は、HIDE文で使用した式と1バイト単位で同じ値にする必要があります。さらに、シード式は大文字と小文字を区別するため、大文字と小文字は慎重に指定してください。

注意

シード式を忘れた場合

UNHIDE文をプログラムに対して使用するときにシード式を忘れてしまった場合は、Oracleサポート・サービスに連絡して、問題の解決に役立ててください。連絡する前にOLAP WorksheetからOracle OLAPに接続し、そこで非表示のプログラムが格納されているアナリティック・ワークスペースをアタッチしてください。

例10-166 プログラム・テキストの再表示

次の例では、sales_rptというプログラムのテキストを再表示します。シード式crystalは、このプログラムをHIDEを使用して非表示にしたときに使用したものです。

UNHIDE sales_rpt 'crystal'