ヘッダーをスキップ
Oracle OLAP DMLリファレンス
11g リリース1(11.1)
E05732-02
  目次へ
目次
索引へ
索引

戻る
戻る
 
次へ
次へ
 

BACK

BACKファンクションは、現在実行しているすべてのプログラムの名前を、それぞれ1行で表示する複数行のテキスト値として返すファンクションです。複数のプログラムを実行している場合、あるプログラムが、ネストしたプログラムの一連の実行として他のプログラムをコールしていることを意味します。

戻り値の中の最初の名前は、BACKのコールが記述されているプログラムの名前です。最後の名前は、他のプログラムのコールを最初に実行したプログラムの名前です。

BACKは、プログラム内でのみ使用可能です。

戻り値

TEXT

構文

BACK

例7-27 BACKファンクションによるプログラムのデバッグ

次の例では、3つのプログラムを使用します。program1program2をコールし、program2program3をコールします。

DEFINE program1 PROGRAM
PROGRAM
SHOW 'This is program number 1'
CALL program2
END
DEFINE program2 PROGRAM
PROGRAM
SHOW 'This is program number 2'
CALL program3
END
DEFINE program3 PROGRAM
PROGRAM
SHOW 'This is program number 3'
SHOW 'These programs are currently executing:'
SHOW BACK
END

program1の実行によって生成される出力は、次のとおりです。

This is program number 1
This is program number 2
This is program number 3
These programs are currently executing:
PROGRAM3
PROGRAM2
PROGRAM1