ヘッダーをスキップ
Oracle OLAP DMLリファレンス
11g リリース1(11.1)
E05732-02
  目次へ
目次
索引へ
索引

戻る
戻る
 
次へ
次へ
 

BEGINDATE

DAY、WEEK、MONTH、QUARTERおよびYEAR型のディメンションの場合、BEGINDATEファンクションは、式が非NA値になるディメンション・ステータスの最初の期間の開始日を返します。たとえば、式がmonthでディメンション化され、式が非NA値になる最初のディメンション値がJan97であるとします。この場合、BEGINDATEによって返される日付はJanuary 1, 1997です。


注意:

データ型がTEXTの階層ディメンションとして実装されている時間ディメンションでこのファンクションは使用できません。

戻り値

日付のみまたはテキスト

式のすべての値がNA値の場合、BEGINDATEファンクションの戻り値はNAになります。

構文

BEGINDATE(expression)

引数

expression

式(expression)には、DAY、WEEK、MONTH、QUARTERまたはYEAR型のディメンションを1つのみ含める必要があります。

例7-32 開始日の検索

次の文では、monthproductdistrictの各ディメンションの値が制限され、Chicago地区におけるテントの売上数量のunits変数が非NA値になった最初の日付を現行の出力ファイルに送信します。

LIMIT month TO ALL
LIMIT product TO 'TENTS'
LIMIT district TO 'CHICAGO'
SHOW BEGINDATE(units)

これらの文によって生成される出力は次のとおりです。

01JAN95