OLAP DMLプログラムの内部でCALLTYPEファンクションを使用すると、プログラムがファンクションまたはコマンドとして起動されたか、CALL文コマンドを使用して起動されたか、あるいはOLAP DML文の実行によってトリガーされたかどうかが示されます。
戻り値
TEXT
CALLTYPEの戻り値は次のとおりです。
FUNCTION
。値を返すファンクションとしてプログラムが起動された場合。
COMMAND
。コマンドとしてプログラムが起動された場合。
CALL
。CALL文を使用してプログラムが起動された場合。
TRIGGER
。プログラムがOLAP DML文に応答して起動したトリガー・プログラム(TRIGGERコマンドによってプログラムとオブジェクト・イベントが関連付けられている)の場合。
構文
CALLTYPE
例
例7-35 コールする方法の判別
myprog
というこのサンプル・プログラムでは、プログラムの起動方法に応じて、異なる値がCALLTYPEからどのように返されるかを示します。
DEFINE myprog PROGRAM PROGRAM SHOW CALLTYPE RETURN('This is the return value') END
次の文を実行すると、myprog
は1)コマンドとして、2)CALL文によって、3)ファンクションとして起動されます。
myprog CALL myprog SHOW myprog
この3つの文を実行した場合、次の出力が現行の出力ファイルに送信されます。myprogの戻り値は、プログラムがファンクションとしてコールされた場合にのみ表示されます。
COMMAND CALL FUNCTION This is the return value