ENDOFファンクションは、DAY、WEEK、MONTH、QUARTERまたはYEAR型のディメンションでディメンション化された式に対し、そのディメンションの現行のステータス・リストでの先頭の期間の最終日を返します。
ENDOFが特に有用なのは、ディメンションにデフォルトとは異なるフェーズがある場合や、期間が数週間または数年間で構成されている場合です。たとえば、ディメンションの期間が4週間である場合、ENDOFファンクションを使用すると、特定の4週間という期間の最終日を特定できます。
戻り値
日付のみまたはテキスト
構文
ENDOF(dwmqy-dimension)
引数
DAY、WEEK、MONTH、QUARTERまたはYEAR型のディメンション。この型のディメンション間に独自のリレーションを明示的に定義している場合、ここでその時間リレーションの名前を使用できます。
例
例7-76 会計年度最終日の検索
次の文を実行すると、年のディメンション(7月に始まる税制年度用のtaxyear
というディメンション)が定義され、1998
年から2000
年までの税制年度のディメンション値が追加されて、各税制年度の最終日を示すレポートが生成されます。
DEFINE taxyear DIMENSION YEAR BEGINNING july VNF 'TY<ffb>' MAINTAIN taxyear ADD '01july98' '01july00' REPORT W 14 ENDOF(taxyear)
これらの文によって生成される出力は次のとおりです。
TAXYEAR ENDOF(TAXYEAR) -------------- -------------- TY98 30JUN99 TY99 30JUN00 TY00 30JUN01