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Oracle OLAP DMLリファレンス
11g リリース1(11.1)
E05732-02
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EXTRACT

EXTRACTファンクションは、日時値または期間値の式から、指定した日時の値を抽出して返します。このファンクションは、非常に大きな変数内の日時値を操作するときに利用すると便利です。

戻り値

戻り値は次のように場合によって異なります。

構文

EXTRACT(time |timezone_hour_or_nimute |timezone_regn_or_abbr FROM datetime_exp| interval_exp )

引数

time

YEAR、MONTH、DAY、HOUR、MINUTEまたはSECONDのいずれかのキーワードを使用して、ファンクションによって返される時刻要素を指定します。

timezone_hour_or_minute

TIMEZONE_HOURまたはTIMEZONE_MINUTEのいずれかのキーワードを使用して、TIMESTAMP_TZ式の時間または分の部分が返されるように指定します。

timezone_regn_or_abbr

TIMEZONE_REGIONまたはTIMEZONE_ABBRのいずれかのキーワードを使用して、地域名またはその省略形のいずれかの文字列が返されるように指定します。

datetime_exp

DATETIMETIMESTAMPTIMESTAMP_TZまたはTIMESTAMP_LTZ式。これらの式の指定方法は、「日時式」を参照してください。

interval_exp

DSINTERVALまたはYMINTERVAL式。これらの式の指定方法は、「期間式」を参照してください。

注意

抽出する値は、適切なdatetime_expまたはinterval_expの値である必要があります。たとえば、DATETIME値からYEAR、MONTH、DAYのみを抽出したり、同様にTIMESTAMP_TZデータ型からTIMEZONE_HOURまたはTIMEZONE_MINUTEのみを抽出したりすることが可能です。

例7-86 タイムスタンプからの時間の抽出

DEFINE mytimestamptz VARIABLE TIMESTAMP_TZ
REPORT mytimestamptz

MYTIMESTAMPTZ
------------------------------
  26-MAR-06 12.00.00 AM -04:00

SHOW EXTRACT (TIMEZONE_HOUR FROM mytimestamptz)
-4.00