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Oracle OLAP DMLリファレンス
11g リリース1(11.1)
E05732-02
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NLSSORT

NLSSORTファンクションは、テキスト文字列のソートに使用されるバイト文字列を返します。このファンクションを使用すると、文字列のバイナリ値ではなく言語ソート順に基づいてソートや比較の操作を指定できます。


参照:

『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』

戻り値

RAW

構文

NLSSORT(char [, 'NLS_SORT = sort[_ai |_ci]' ])

引数

char

テキスト式。

sort

NLS言語。

_ai

アクセントを区別しないソートを指定します。

_ci

大文字と小文字を区別しないソートを指定します。

例8-36 言語ソート順に基づく値のソートに使用されるバイトの判断

ドイツ語において、大文字と小文字を区別せずに単一の値をソートするバイトを調べるとします。この場合、次のSHOWコマンドを実行できます。

show  NLSSORT('Mary Ann' , 'NLS_SORT = German_ai' )
501464820114555500010101010201010100

mynameというTEXTディメンションのすべての値に対してこの同じデータがソートされることを確認するために、次の文を実行します。

REPORT NLSSORT(MYname , 'NLS_SORT = German_ci' )

MYNAME           NLSSORT(MYNAME , 'NLS_SORT = German_ci')
---------------- ----------------------------------------
Adelaid          1423284B143C23000101010101010100
Maryann          50146482145555000101010101010100
Mary Ann         501464820114555500010101010201010100
Donna            235A55551400010101010100