SYS_CONTEXTファンクションは、コンテキスト・ネームスペースに関連付けられたパラメータの値を返します。
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参照: 詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』のSYS_CONTEXTファンクションの説明を参照してください。 |
戻り値
VARCHAR2
構文
SYS_CONTEXT(namespace, parameter [, length ])
引数
有効なSQL識別子であるネームスペースを指定するテキスト式。コンテキスト・ネームスペースがすでに作成済で、関連付けられているパラメータとその値もDBMS_SESSION.set_contextプロシージャで設定されている必要があります。
ネームスペースに関連付けられている属性を指定するテキスト式。このパラメータとその値は、DBMS_SESSION.set_contextプロシージャであらかじめ設定されている必要があります。このパラメータでは大文字と小文字は区別されませんが、30バイトを超える長さには指定できません。
戻り値の最大サイズを指定する数式。指定する値はNUMBER(または暗黙的にNUMBERに変換される値)で、1〜4000バイトの範囲内にする必要があります。無効な値を指定すると、その値は無視されてデフォルト値である256バイトが使用されます。
注意
組込みネームスペースUSERENV
Oracleには、現行のセッションを記述するUSERENVという組込みネームスペースが用意されています。USERENVネームスペースの事前定義パラメータの詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』のSYS_CONTEXTファンクションの説明を参照してください。
例