COMPILEWARNオプションは、プログラムまたはモデルなどのコンパイル可能なオブジェクトを自動コンパイル中に、Oracle OLAPによって現行の出力ファイル内に警告メッセージを記録するかどうかを制御するオプションです(COMPILEコマンドを使用してオブジェクトを明示的にコンパイルする場合は、COMPILEWARNメッセージは表示されません)。
次の場合、コンパイル可能なオブジェクトが自動でコンパイルされます。
編集後、最初に実行するとき。
アナリティック・ワークスペースを更新およびコミットした後、前のセッションでオブジェクトがコンパイルされている場合、そのオブジェクトをセッション内で最初に実行するとき。
コードで参照しているアナリティック・ワークスペース・オブジェクトが削除されるか、名前が変更された後。コード内でオブジェクト名が再定義されていないと、エラー・メッセージが表示されます。
コードが別のアナリティック・ワークスペースのオブジェクトを参照している場合で、現在アタッチされているアナリティック・ワークスペース内のオブジェクトが、コードが前回コンパイルされた際に使用可能だったオブジェクトと同じオブジェクト型(変数、リレーションなど)、データ型(INTEGER
、TEXT
など)またはディメンションではないとき。
データ型
BOOLEAN
構文
COMPILEWARN = {YES|NO}
引数
コンパイル可能なオブジェクトを自動コンパイル中であることを警告するメッセージを記録します。メッセージには、コンパイルが必要な理由が示されます。
(デフォルト)オブジェクトを自動コンパイル中であることを警告するメッセージを記録しません。
例