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Oracle OLAP DMLリファレンス
11g リリース1(11.1)
E05732-02
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EXPTRACE

EXPTRACEオプションは、PRGTRACEオプションがYESに設定されている場合に、EXPRESSというアナリティック・ワークスペース内のOLAP DMLプログラムをトレースするかどうかを制御するためのオプションです。EXPRESSアナリティック・ワークスペースは常にアタッチされており、主に、OLAP DML文として記述されるOLAP DMLプログラムとその他の「補助的な」OLAP DMLプログラムで構成されています。

データ型

BOOLEAN

構文

EXPTRACE = {YES|NO}

引数

YES

OLAP DML文として記述されたOLAP DMLプログラムを含むすべてのプログラムがトレースされます。

NO

(デフォルト)OLAP DML文として記述されたOLAP DMLプログラムはトレースされません。それ以外のプログラムについてはトレースされます。

注意

OLAP DML文として記述されたOLAP DMLプログラムを識別する方法

一部のOLAP DML文は、OLAP DMLプログラムとして実装されています。これらのプログラムには、EXPTRACEを使用できます。これらのプログラムのリストを現行の出力ファイルに出力するには、次の文を発行します。

SHOW AW(PROGRAM 'express')

例6-36 システムDMLプログラムのトレース

次の文を発行すると、ユーザー定義のプログラムの他にLISTNAMESやALLSTATなどのシステムDMLプログラムがトレースされます。

PRGTRACE = YES
EXPTRACE = YES