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Oracle OLAP DMLリファレンス
11g リリース1(11.1)
E05732-02
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LSIZE

LSIZEオプションは、STDHDRプログラムが標準ヘッダーを中央揃えする行サイズを定義するオプションです。LSIZEは、レポート・プログラムの初期化セクションで設定できます。

データ型

INTEGER

構文

LSIZE = n

引数

n

STDHDRプログラムで標準ヘッダーを中央揃えする際の基準となる行サイズ、またはHEADING文で生成される出力の最大行サイズを指定するINTEGER式。デフォルトは、1行80文字です。

ヘッダー行を含めて、レポートの各行の最大幅は4000文字です。したがって、通常は、LSIZEには4000以下の値を設定します。

注意

レポート・セグメントの中央揃え

STDHDRは、実行中のページのヘッダーをLSIZEの幅で中央揃えするため、LSIZEを使用してレポートを部分的に中央揃えできます(まず、LSIZEをレポート内の最も長い行の幅に設定します)。

中央揃えしたヘッダーの作成

LSIZEを使用して、ユーザー自身が作成した各ページやセクションの最初にあるヘッダーを中央揃えできます。まず、LSIZEをユーザーが作成した行の幅に設定します。その後、ユーザー自身のヘッダーのテキストの前で、LSIZEの幅およびキーワードCENTERを指定してHEADING文を使用します。例6-49「ヘッダーの中央揃え」を参照してください。

ファイルに対するLSIZEの設定

ファイルに対してLSIZEを設定するには、最初にOUTFILE文でファイルの名前を指定して現行の出力ファイルにしてから、LSIZEを目的の値に設定します。新しい値は、リセットするまで、またはOUTFILE文を使用して、出力を送信する出力ファイルを別のファイルに変更するまで有効です。出力先を別の出力ファイルに変更すると、そのファイルに対してLSIZEは80のデフォルト値に戻ります。

LSIZEをデフォルトの出力ファイルに対して設定すると、出力をファイルに送信するOUTFILEコマンドが介在しているかどうかにかかわらず、新しい値はリセットするまで有効です。つまり、LSIZEの値はデフォルトの出力ファイルに対して自動的に保存されます。

例6-49 ヘッダーの中央揃え

読者がメモを記入できる余白を十分に取るため、四半期ごとの売上レポートを50文字という短い行幅で作成するとします。ヘッダーを中央揃えにするには、レポート・プログラムの先頭近くに次の行を含めます。

PAGEPRG = 'stdhdr'
LSIZE = 50
PAGING = YES
PAGE
HEADING WIDTH LSIZE CENTER 'Quarterly Sales'

レポートの最初に、次の出力が生成されます。

96/05/13 15:05:16                            PAGE 1

                  Quarterly Sales