PAGESIZEオプションは、出力の1ページのサイズを指定します。PAGESIZEの値は、各ページに生成される出力の行数です。PAGESIZEは、通常、レポート・プログラムの初期化セクションで使用します。PAGESIZEオプションは、PAGINGの設定がYESの場合にのみ有効であり、REPORTやLISTNAMESなどの文からの出力に対してのみ適用されます。PAGESIZEではLINELEFTオプションも制御されます。PAGESIZEを変更すると、それに応じてLINESLEFTも調整されます。
データ型
INTEGER
構文
PAGESIZE = n
引数
1ページの出力行の数を指定するINTEGER式。nには、上下マージンも含まれます(余白はTMARGINオプションおよびBMARGINオプションで制御)。デフォルト値は66行です。この値は、11インチ×8.5インチの紙にレポート出力を印刷するのに適しています。
注意
標準のヘッダーおよびデフォルト設定を使用した使用可能な出力行
標準のヘッダー、およびPAGESIZE、TMARGIN、BMARGINの各オプションのデフォルト設定を使用した場合、使用可能な出力行の数の合計は61行です。
Output Lines
Lines from PAGESIZE 66
Lines for TMARGIN - 2
Lines for the standard heading - 2
Lines for BMARGIN - 1
Lines available for output 61
ヘッダーと改ページの削除
ヘッダーのないページを出力するには、文PAGEPRG='NONE'を使用します。改ページを完全に抑制するには、文PAGING = NOを使用します。
ファイルに対するPAGESIZEの設定
ファイルに対してPAGESIZEを設定するには、最初にOUTFILE文でファイルの名前を指定して現行の出力ファイルにしてから、PAGESIZEを目的の値に設定します。新しい値は、リセットするまで、またはOUTFILE文を使用して、出力を送信する出力ファイルを別のファイルに変更するまで有効です。出力先を別の出力ファイルに変更すると、そのファイルに対してPAGESIZEは66のデフォルト値に戻ります。
PAGESIZEをデフォルトの出力ファイルに対して設定すると、出力をファイルに送信するOUTFILEコマンドが介在しているかどうかにかかわらず、新しい値はリセットするまで有効です。つまり、PAGESIZEの値はデフォルトの出力ファイルに対して自動的に保存されます。
例