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Oracle OLAP DMLリファレンス
11g リリース1(11.1)
E05732-02
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RECURSIVE

RECURSIVEオプションは、計算式または$NATRIGGER式がそれ自身をコールする機能を制御します。

構文

RECURSIVE = {YES|NO}

引数

YES

YESを指定すると、計算式または$NATRIGGER式がそれ自身をコールできます。計算の再帰法を使用する計算式または$NATRIGGERプロパティの式を定義する場合に、このオプションをYESに設定します。

NO

(デフォルト)NOを指定すると、計算式または$NATRIGGER式がそれ自身をコールできません。再帰的計算式または$NATRIGGER式を評価しようとすると、RECURSIVEオプションが現在NOに設定されていることを示すエラー・メッセージが表示されます。ワークスペースに再帰的計算式または$NATRIGGER式が格納されるまで、無限ループ動作を引き起こす可能性のあるエラーを検出するために、このオプションはNOに設定したままにしてください。

注意

計算式および$NATRIGGER式のみが対象

RECURSIVEをYESに設定した場合、計算式および$NATRIGGEプロパティ式のみが影響を受けます。このオプションはプログラムには影響しません。つまり、プログラムが$NATRIGGER式でないかぎり、RECURSIVEオプションの設定にかかわらず、プログラムは再帰的に実行されます。$NATRIGGER式は、RECURSIVEオプションがYESでないかぎり、それ自身をコールできません。

$NATRIGGERの再帰の制限

TRIGGERMAXDEPTHオプションを設定すると、$NATRIGGERプロパティ式の再帰の深さを制限できます。このオプションでは、同時に実行される$NATRIGGER式の最大数が設定されます。