(読取り専用)SESSION_NLS_LANGUAGEオプションは、OLAPセッション全体で有効なオプションです。このオプションは、STATIC_SESSION_LANGUAGEの値がNOの場合はNLS_LANGUAGEの値を保持し、STATIC_SESSION_LANGUAGEの値がYESの場合は、STATIC_SESSION_LANGUAGEの値が最後にNOだったときのNLS_LANGUAGEの値を保持します。
データ型
TEXT
構文
SESSION_NLS_LANGUAGE
例
NLS_LANGUAGEおよびSTATIC_SESSION_LANGUAGEの値の変化によって、SESSION_NLS_LANGUAGEの値にどのような影響があるかについては、例5-9「NLS_LANGUAGEの変更」および例6-105「OLAPセッションの言語を変更せずにNLS_LANGUAGEを変更する方法」を参照してください。
例6-98 SESSION_NLS_LANGUAGEがセッション全体のオプションであることの確認
myaw3
とmyaw4
という2つのアナリティック・ワークスペースがあるとします。また、次に示されているように、これら2つのアナリティック・ワークスペースにはmylangs
という言語ディメンションがあるものとします。myaw3
のmylangs
の言語はAmerican(米語)とFrench(フランス語)、myaw4
のmylangs
の言語はAmericanとGerman(ドイツ語)です。
REPORT myaw3!mylangs MYLANGS -------------- AMERICAN FRENCH REPORT myaw4!mylangs MYLANGS -------------- AMERICAN GERMAN
ここで、NLS_LANGUAGEとSESSION_NLS_LANGUAGEがAmericanに設定された状態で2つのアナリティック・ワークスペースをアタッチするとします。この場合、次に示されているように、2つのアナリティック・ワークスペースのmylangs
はAmericanのみに制限されます。
REPORT myaw3!mylangs MYLANGS -------------- AMERICAN REPORT myaw4!mylangs MYLANGS -------------- AMERICAN