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Oracle OLAP DMLリファレンス
11g リリース1(11.1)
E05732-02
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SQLCODE

(読取り専用)SQLCODEオプションは、最後に実行されたSQL操作後に、Oracle RDBMSによって返される値を保持します。

戻り値

INTEGER。操作が成功した場合は0、エラーの場合は-1、要求されたすべての行がフェッチされた場合は100です。

構文

SQLCODE

注意

SQLエラーの処理

Oracle OLAPは、SQLCODEがゼロ以外の場合でもエラーを通知しません。このため、プログラムでSQLCODEの値をテストし、適切な処理を実行する必要があります。各SQL操作でSQLCODEが設定されるため、操作ごとにエラーをテストしてエラー条件を見逃さないようにする必要があります。


ヒント:

エラーが発生すると、通常はSQLERRMオプションにエラー・メッセージが含まれます。

特定のエラー・コードを確認するプログラムを記述できます。たとえば、最も一般的な警告コードは100で、これはカーソルが選択する表の終わりにまで到達し、FETCH文が完了していることを示します。

例6-102 SQLCODEによるデータのフェッチ

次のプログラムの抜粋には、SQLCODEの値をテストするWHILEループが含まれて、カーソルのアクティブなセットの最後に達するとデータのフェッチを停止します。

WHILE SQLCODE EQ 0
   SQL FETCH cursor1 INTO :employee, :title