CALL文を使用すると、値を返さないプログラムを実行できます。引数はカッコで囲み、値により渡されます。たとえば、2つのINTEGER
値の和を計算する簡単なプログラムを作成し、addit
という名前を付けます。アプリケーションのメイン・プログラムでCALL文を使用し、そのプログラムを実行できます。
OLAP DML文を発行するのと同じ方法でプログラムを実行することもできます。ユーザー定義ファンクションは、組込みファンクションを使用するときと同じ方法で実行します。式でプログラム名を使用し、プログラム引数がある場合はカッコで囲みます。値を返さないプログラム(ユーザー定義コマンド)では、OLAP DMLコマンドと同じようにプログラム名を使用します。ユーザー定義プログラムをファンクションとして実行すると、そのプログラムの戻り値はNA
となります。
次のアクションがOracle OLAPで発生した場合に自動的に実行されるプログラムを作成することもできます。
AW ATTACH、AW CREATE、AW DELETE、AW DETACH、DEFINE、MAINTAIN、PROPERTY、UPDATEまたはSETのいずれかの文が実行される(「トリガー・プログラム」を参照)。
NA
値が検出される($NATRIGGERを参照)。