$LOOP_AGGMAPプロパティは、SQL OLAP_TABLEファンクションがLOOP OPTIMIZED句を伴って実行されたときに計算式に代入され、その計算式のループ処理方法を決定します。このプロパティには、当該計算式を含むUNION副次句が生成された場合に使用するaggmapオブジェクトの名前を指定します。変数に関連付けられているその他のあらゆるaggmap(変数に$AGGMAPプロパティが指定されたaggmapなど)は、このプロパティに指定する値で変更されます。この値は、計算式の基礎となる変数が別のaggmapと関連付けられている場合に、使用するaggmapを明確にするために使用されることもあります。OLAP_TABLEでのループ処理の詳細は、LOOP句に関する説明を参照してください。
構文
次のPROPERTY文を使用して、直近に定義または検討された計算式(DEFINEコマンドおよびCONSIDERコマンドを参照)に対し、$LOOP_AGGMAPプロパティの追加または削除を行います。
プロパティを追加する場合は、次の文を発行します。
PROPERTY '$LOOP_AGGMAP' agggmap-name
プロパティを削除する場合は、次の文を発行します。
PROPERTY DELETE '$LOOP_AGGMAP'
引数
aggmapオブジェクトの名前。