Oracle Database 2日でパフォーマンス・チューニング・ガイド 11g リリース1(11.1) E05744-02 |
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ここでは、Oracle Database 11g リリース1(11.1)のパフォーマンス関連の新機能について説明し、追加情報の参照先を示します。ここで説明する機能および拡張によって、データベースのパフォーマンスを最適化することが可能になります。
Oracle Database 11g リリース1(11.1)のすべての新機能の概要については、『Oracle Database新機能ガイド』を参照してください。
Oracle Database 11g リリース1(11.1)のパフォーマンス関連の新機能および更新された機能には、次のものがあります。
ADDMは、Oracle Real Application Clusters(Oracle RAC)クラスタのすべてのインスタンスでグローバルな分析を実行するために拡張されました。
詳細は、「Oracle Real Application ClustersのADDM」を参照してください。
「トップ・アクティビティ」ページから、サービス、モジュールおよびアクションの待機アクティビティの詳細を表示できます。
詳細は、「ユーザー・アクティビティの監視」を参照してください。
単一の固定時間AWRベースラインまたは繰返しベースラインを作成できます。また、AWRベースラインの管理性が改良によって、しきい値統計を計算する機能が追加されました。
詳細は、「ベースラインの管理」を参照してください。
SQLチューニング・アドバイザ、SQLアクセス・アドバイザおよびSQLチューニング・セットの管理性が大幅に改善されました。
詳細は、第10章「SQL文のチューニング」および第11章「データ・アクセス・パスの最適化」を参照してください。
SQLパフォーマンス・アナライザでは、テスト・システムでSQLワークロードを使用してシステム変更をテストすることで、システム変更によるSQLパフォーマンスへの影響を測定できます。
詳細は、第12章「SQLパフォーマンスの影響分析」を参照してください。
ASHレポートは、上位SQL文、上位PL/SQLプロシージャ、上位Javaワークロード、実行の上位フェーズおよびその他のセッション関連の情報を行レベルで追跡できるように拡張されました。
詳細は、第7章「一時的なパフォーマンスの問題の解決」を参照してください。
オプティマイザ統計の収集、自動SQLチューニング、セグメント・アドバイザなどの主要なメンテナンス・タスクは、自動メンテナンス・タスク・フレームワークを介して管理されるようになりました。このフレームワークを使用すると、メンテナンス・タスクのスケジューリングおよびCPU消費率に基づいた、きめ細かな制御が可能になります。
詳細は、「自動SQLチューニング結果の表示」を参照してください。
必要なグラフやチャートのみが表示されるように「パフォーマンス」ページをカスタマイズできます。パフォーマンスのグラフにAWRベースラインを表示するかどうかも選択できます。
詳細は、「「データベース・パフォーマンス」ページのカスタマイズ」を参照してください。
「パフォーマンス」ページには、スループット、I/O、パラレル実行およびサービスのグラフが表示されるようになりました。I/Oのグラフを使用すると、機能(Recovery Managerなど)、コンシューマ・グループ、ファイル・タイプなどの様々な基準に基づいてI/Oスループットおよび待機時間の情報を監視できます。
詳細は、「インスタンス・アクティビティの監視」を参照してください。
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