この図はクラスタ化されたアーキテクチャを示しています。このアーキテクチャでは、アプリケーションとOracle Databaseの高可用性はOracle Clusterwareで管理されます。図の上から、「アプリケーション/Webサーバー」という2つのサーバーが点線のボックス内にあります。サーバーの左側に「Oracle Clusterware APIで管理されるアプリケーションとWebサーバー」が示されています。どちらのサーバーも「Oracle Net Servicesクライアント・アクセス」というボックスと結ばれています。このボックスは2つのノードと個別に結ばれています。
ノード1は黄色のボックス内にあり、その下の「ストレージ・プール」と実線で結ばれています。これは、インスタンスがアプリケーションからのデータベース・リクエストをアクティブに処理していることを示しています。
ノード2はボックス内にはなく、点線で囲まれています。これは、このノードがスタンバイ・モードであることを示しています。このノードは、このデータベースのアプリケーション・リクエストをアクティブに処理していません。
ノードの左側に「Oracle Clusterwareによる高可用性の単一インスタンスOracle Database」が示されています。
図の下部には、ノードのすぐ下に「ストレージ・プール」というディスクの列があります。ストレージ・プールの6つのディスクは、点線のボックス内にあります。この点線ボックス内にある左側の2つのディスクは「データベース領域」、右側の4つのディスクは「フラッシュ・リカバリ領域」です。
説明終了。