この図は、図4-2と類似して対をなすもので、フェイルオーバーが行われた後の同じマルチ・インスタンスのクラスタ化されたアーキテクチャを示しています。

図の上から、「アプリケーション/Webサーバー」という2つのサーバーが点線のボックス内にあります。サーバーの左側に「Oracle Clusterware APIで管理されるアプリケーションとWebサーバー」が示されています。どちらのサーバーも「Oracle Net Servicesクライアント・アクセス」というボックスと結ばれています。このボックスは2つのノードと個別に結ばれています。

ノードの左側に「Oracle Clusterwareによる高可用性の単一インスタンスOracle Database」が示されています。

図の下部には、ノードのすぐ下に「ストレージ・プール」というディスクの列があります。ストレージ・プールの6つのディスクは、点線のボックス内にあります。この点線ボックス内にある左側の2つのディスクは「データベース領域」、右側の4つのディスクは「フラッシュ・リカバリ領域」です。

図の説明終了。