この図は、拡張ディスタンス・クラスタのOracle RACを示しています。この構成では、2つの異なる場所(サイトAおよびサイトB)にそれぞれ3つのノードがあります。各サイトの下にある両方向矢印によって、「Oracle RACデータベース」というディスク・ドラムとその上のサイトが結ばれています。各データベースの近くに、その主な用途としてデータベース・ファイル(ASM)、Oracle Cluster Registry(OCR)および投票ディスクが示されています。2つのディスク・ドラムの間にある矢印は「ASMミラー化」です。これは、ASMがデータベース・ファイルのミラー化に使用されることを示しています。

サイトAおよびサイトBの上中央には、3つ目のサイトを表す簡単なボックスがあります。ボックスには、「投票ディスク用の3つ目のサイト(NFSまたはiSCSIでマウント済)」が示されています。ノードはすべて、冗長パブリック・ネットワークとプライベート・ネットワーク、および冗長SANによって接続されています。パブリック・ネットワークとSANは、Wide Area Network(WAN)で構成されています。

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