この図は、Data Guardアーキテクチャを使用したOracle Databaseを示しています。本番データベースは、フィジカル・スタンバイ・データベース・サイトおよびロジカル・スタンバイ・データベース・サイトとネットワークで接続されています(スタンバイ・データベースは同じサイトまたは異なるサイトにあります)。Data Guardブローカは、本番データベース、フィジカル・スタンバイ・データベースおよびロジカル・スタンバイ・データベースと通信します。本番データベースは、REDOデータを(同期または非同期のいずれで)フィジカル・スタンバイ・データベースのREDOログに送信します。REDOは、REDOログからフィジカル・スタンバイ・データベースに適用されます。フィジカル・スタンバイ・データベースでは、REDOをフィジカル・メディアにバックアップします。ロジカル・スタンバイ・データベースでは、REDOデータがSQL文に変換され、このSQL文はロジカル・スタンバイ・データベースに適用されます。ロジカル・スタンバイ・データベースには、索引とマテリアライズド・ビューを追加できます。ロジカル・スタンバイ・データベースと接続しているクライアントは、ロジカル・スタンバイ・データベースのデータを使用できます。
スナップショット・スタンバイ・データベースでは、REDOデータは受信されますが、スナップショット・スタンバイ・データベースがフィジカル・スタンバイ・データベースに戻されるまで適用されません。この図では、ユーザーがスナップショット・スタンバイ・データベースをローカルで更新しています。これらの更新は、スナップショット・データベースがフィジカル・スタンバイ・データベースに戻されると、後で破棄されます。
説明終了。