画像cncpt082.gifでは、4つのレベルのOracleセキュリティ機能を示しています。上から順に、ユーザー、ユーザー・ロール、アプリケーション・ロールおよびアプリケーション権限レベルです。
一番下のアプリケーション権限レベルでは、2つの権限が作成されます。一方の権限では、買掛管理アプリケーションの実行が許可され、もう一方の権限では、売掛管理アプリケーションの実行が許可されます。
1つ上のレベルでは、買掛管理アプリケーション・ロールおよび売掛管理アプリケーション・ロールというアプリケーション・ロールが作成されます。対応するアプリケーション権限が各アプリケーション・ロールに割り当てられます。
その上のレベルには、支払担当、マネージャおよび受入担当という3つのユーザー・ロールがあります。支払担当ユーザー・ロールには買掛管理アプリケーション・ロールが付与されているため、支払担当は買掛管理アプリケーションを実行できます。受入担当ユーザー・ロールには売掛管理アプリケーション・ロールが付与されているため、受入担当は売掛管理アプリケーションを実行できます。マネージャ・ユーザー・ロールには両方のアプリケーション・ロールが付与されています。
一番上の最後のレベルには、適切なユーザー・ロールが付与された個々のユーザーが含まれます。