この図は、伝播中の行の移行に対する次の処理を示しています。
ユーザーが、表に対して次の更新を実行します。
UPDATE hr.employees SET department_id=80 WHERE employee_id=190;
更新前、employee_id
が190
である従業員のdepartment_id
は50
でした。
ソース・データベースが変更をREDOログに記録します。
取得プロセスが、変更を取得して、LCRとしてソース・データベースでエンキューします。
変更がサブセット・ルールを満たしているため、伝播によってLCRがデキューされ、UPDATE
がDELETE
に変換されます。
伝播によって、変換済LCRが宛先データベースのキューに伝播されます。
適用プロセスが変更をデキューし、hr.employees
サブセット表からのDELETE
として適用します。このサブセット表には、department_id
が50
である従業員の行のみが含まれます。