この図は、次の手順を含むリアルタイム・ダウンストリーム取得構成の例を示しています。

  1. ユーザーが、ソース・データベースでデータベース・オブジェクトを変更します。

  2. ソース・データベースのログ・ライター・プロセス(LGWR)が、REDOデータをダウンストリーム・データベースに送信すると同時に、これらの変更をソース・データベースのオンラインREDOログに記録します。

  3. ダウンストリーム・データベースのリモート・ファイル・サーバー(RFS)が、ソース・データベースのLGWRからネットワーク経由でREDOデータを受信します。

  4. RFSが、ダウンストリーム・データベースのスタンバイREDOログにREDOデータを記録します。

  5. アーカイバが、スタンバイREDOログ内のREDOデータをダウンストリーム・データベースのアーカイブREDOログ・ファイルに書き込みます。

  6. ダウンストリーム・データベースで、取得プロセスが、可能な場合は常にスタンバイREDOログ内の変更、および必要に応じてアーカイブREDOログ・ファイル内の変更を取得し、ダウンストリーム・データベースにLCRとしてこれらの変更をエンキューします。