この図は、3つのOracle Databaseと、データベース間をフローする2つのストリーム・パスを示しています。
いずれのストリーム・パスも、1つ目のOracle Databaseの取得プロセス(コンポーネントID 1)で始まり、メッセージをキュー(コンポーネントID 2)にエンキューします。キュー(コンポーネントID 2)からは、2つの伝播送信側がメッセージを2つ目と3つ目のOracle Databaseに送信します。
1つ目のストリーム・パスは、1つ目のOracle Databaseの伝播送信側(コンポーネントID 3)から、コンポーネント間を次のようにフローします。
伝播送信側(コンポーネントID 3)が、キュー(コンポーネントID 2)からのメッセージを2つ目のOracle Databaseの伝播受信側(コンポーネントID 5)に送信します。
2つ目のOracle Databaseの伝播受信側(コンポーネントID 5)が、伝播送信側(コンポーネントID 3)から受信したメッセージをキュー(コンポーネントID 6)にエンキューします。
適用プロセス(コンポーネントID 7)が、キュー(コンポーネントID 6)のメッセージをデキューします。
2つ目のストリーム・パスは、1つ目のOracle Databaseの伝播送信側(コンポーネントID 4)から、コンポーネント間を次のようにフローします。
伝播送信側(コンポーネントID 4)が、キュー(コンポーネントID 2)からのメッセージを3つ目のOracle Databaseの伝播受信側(コンポーネントID 8)に送信します。
3つ目のOracle Databaseの伝播受信側(コンポーネントID 8)が、伝播送信側(コンポーネントID 4)から受信したメッセージをキュー(コンポーネントID 9)にエンキューします。
適用プロセス(コンポーネントID 10)が、キュー(コンポーネントID 9)のメッセージをデキューします。