この図は、Oracle Streamsのハブアンドスポーク・レプリケーション環境を示しています。次のOracle Databaseが含まれています。
hub.example.com
spoke1.example.com
spoke2.example.com
各データベースで、ローカルのREDOログによりhr
スキーマに対する変更を記録します。
hub.example.com
データベースには、次のOracle Streamsコンポーネントが構成されています。
source_hns
、destination_spoke1
、destination_spoke2
の各キュー。
hns
スキーマの表に対するDML変更を、ローカルのREDOログから取得するcapture_hns
という名前の取得プロセス。この取得プロセスは、これらの変更をローカルのsource_hns
キューにエンキューします。
ローカルのsource_hns
キューからspoke1.example.com
のdestination_spoke1
キューに変更を送信するpropagation_spoke1
という名前の伝播。
ローカルのsource_hns
キューからspoke2.example.com
のdestination_spoke2
キューに変更を送信するpropagation_spoke2
という名前の伝播。
spoke1.example.com
で発生した変更をdestination_spoke1
キューからデキューし、それをhns
スキーマの表に適用する、apply_spoke1
という名前の適用プロセス。
spoke2.example.com
で発生した変更をdestination_spoke2
キューからデキューし、それをhns
スキーマの表に適用する、apply_spoke2
という名前の適用プロセス。
spoke1.example.com
データベースには、次のOracle Streamsコンポーネントが構成されています。
source_hns
およびdestination_spoke1
の各キュー。
hns
スキーマの表に対するDML変更を、ローカルのREDOログから取得するcapture_hns
という名前の取得プロセス。この取得プロセスは、これらの変更をローカルのsource_hns
キューにエンキューします。
ローカルのsource_hns
キューからhub.example.com
のdestination_spoke1
キューに変更を送信するpropagation_spoke1
という名前の伝播。
hub.example.com
およびspoke2.example.com
で発生した変更をdestination_spoke1
キューからデキューし、それをhns
スキーマの表に適用する、apply_spoke1
という名前の適用プロセス。
spoke2.example.com
データベースには、次のOracle Streamsコンポーネントが構成されています。
source_hns
およびdestination_spoke2
の各キュー。
hns
スキーマの表に対するDML変更を、ローカルのREDOログから取得するcapture_hns
という名前の取得プロセス。この取得プロセスは、これらの変更をローカルのsource_hns
キューにエンキューします。
ローカルのsource_hns
キューからhub.example.com
のdestination_spoke2
キューに変更を送信するpropagation_spoke2
という名前の伝播。
hub.example.com
およびspoke1.example.com
で発生した変更をdestination_spoke2
キューからデキューし、それをhns
スキーマの表に適用する、apply_spoke2
という名前の適用プロセス。