この図は、既存の構成と、dbs3.netに追加された次の表を示しています。

• hr.departments

• hr.employees

• hr.job_history

• hr.jobs

既存の構成には、次のデータベースが含まれます。

• dbs1.net（Oracle Database）

• dbs2.net（Oracle Database）

• dbs3.net（Oracle Database）

• dbs4.net（Sybaseデータベース）

Oracle Database dbs1.netは次のもので構成されています。

• streams_queue: ユーザーstrmadminが所有する1つのOracle Streamsキューです。

• capture: hrスキーマ内の表（countries、departments、employees、job_history、jobs、locationsおよびregions）に対するDML変更およびDDL変更を取得する取得プロセスです。

• dbs1_to_dbs2: ローカル・キューからdbs2.netのstrmadmin.streams_queueキューに変更を伝播する伝播です。

Oracle Database dbs2.netは次のもので構成されています。

• streams_queue: ユーザーstrmadminが所有する1つのOracle Streamsキューです。

• apply_db2: hr.assignments表に変更を適用する適用プロセスです。

• apply_db4: Sybaseデータベースであるdbs4.netのhr.jobs表に変更を適用する適用プロセスです。適用プロセスは、ゲートウェイを使用してdbs4.netに変更を適用します。

• apply_db2に対して指定されたルールベースの変換: hr.jobs表に対するDML変更を含むLCRを、hr.assignments表に対するDML変更を含むLCRに変更します。この変換ファンクションの名前はto_assignmentsです。

• dbs2_to_dbs3: ローカル・キューからdbs3.netのstrmadmin.streams_queueキューに変更を伝播する伝播です。これらの変更は、dbs1.netで発生したものです。

Oracle Database dbs3.netは次のもので構成されています。

• streams_queue: ユーザーstrmadminが所有する1つのOracle Streamsキューです。

• apply: hr.countries、hr.regionsおよびhr.locations表に変更を適用する適用プロセスです。

Sybaseデータベースdbs4.netには、hr.jobs表が含まれています。