この図は、次のOracle Databaseを含むOracle Streamsレプリケーション環境を示しています。
mult1.net
mult2.net
mult3.net
Oracle Database mult1.netは次のもので構成されています。
3つのANYDATAキュー(captured_mult1、from_mult2およびfrom_mult3): strmadminユーザーによって所有されています。
capture_hrmult: hrmultスキーマ内の表(countries、departments、employees、job_history、jobs、locationsおよびregions)に対するDML変更およびDDL変更を取得する取得プロセスです。取得プロセスは、これらの変更をcaptured_mult1キューにエンキューします。
mult1_to_mult2: ローカルのcaptured_mult1キューからmult2.netのfrom_mult1キューに変更を伝播する伝播です。
mult1_to_mult3: ローカルのcaptured_mult1キューからmult3.netのfrom_mult1キューに変更を伝播する伝播です。
apply_from_mult2: mult2.netで発生した変更をfrom_mult2キューからデキューし、それらの変更をhrmultスキーマ内の表に適用する適用プロセスです。
apply_from_mult3: mult3.netで発生した変更をfrom_mult3キューからデキューし、それらの変更をhrmultスキーマ内の表に適用する適用プロセスです。
Oracle Database mult2.netは次のもので構成されています。
3つのANYDATAキュー(captured_mult2、from_mult1およびfrom_mult3): strmadminユーザーによって所有されています。
capture_hrmult: hrmultスキーマ内の表(countries、departments、employees、job_history、jobs、locationsおよびregions)に対するDML変更およびDDL変更を取得する取得プロセスです。取得プロセスは、これらの変更をcaptured_mult2キューにエンキューします。
mult2_to_mult1: ローカルのcaptured_mult2キューからmult1.netのfrom_mult2キューに変更を伝播する伝播です。
mult2_to_mult3: ローカルのcaptured_mult2キューからmult3.netのfrom_mult2キューに変更を伝播する伝播です。
apply_from_mult1: mult1.netで発生した変更をfrom_mult1キューからデキューし、それらの変更をhrmultスキーマ内の表に適用する適用プロセスです。
apply_from_mult3: mult3.netで発生した変更をfrom_mult3キューからデキューし、それらの変更をhrmultスキーマ内の表に適用する適用プロセスです。
Oracle Database mult3.netは次のもので構成されています。
3つのANYDATAキュー(captured_mult3、from_mult1およびfrom_mult2): strmadminユーザーによって所有されています。
capture_hrmult: hrmultスキーマ内の表(countries、departments、employees、job_history、jobs、locationsおよびregions)に対するDML変更およびDDL変更を取得する取得プロセスです。取得プロセスは、これらの変更をcaptured_mult3キューにエンキューします。
mult3_to_mult1: ローカルのcaptured_mult3キューからmult1.netのfrom_mult3キューに変更を伝播する伝播です。
mult3_to_mult2: ローカルのcaptured_mult3キューからmult2.netのfrom_mult3キューに変更を伝播する伝播です。
apply_from_mult1: mult1.netで発生した変更をfrom_mult1キューからデキューし、それらの変更をhrmultスキーマ内の表に適用する適用プロセスです。
apply_from_mult2: mult2.netで発生した変更をfrom_mult2キューからデキューし、それらの変更をhrmultスキーマ内の表に適用する適用プロセスです。