この図は、Oracle Streamsレプリケーション環境における、この項のいずれかのプロシージャで構成された取得データベースの役割を示しています。この図は、次のOracle Databaseを示しています。
ソース・データベースには次のものが含まれます。
データベース内のデータベース・オブジェクト。
データベース・オブジェクトに対する変更を記録するREDOログ。
取得データベースには、ソース・データベース、接続先データベースまたは第3のデータベースを使用できます。取得データベースには次のものが含まれます。
ソース・データベースのREDOログから変更を取得する取得プロセス。取得プロセスとソース・データベースが同じである場合、ローカル取得プロセスで、ソース・データベースのREDOログ内の変更が取得されます。取得データベースが接続先データベースまたは第3のデータベースである場合、ソース・データベースのREDOログが取得データベースに送信され、ダウンストリームの取得プロセスでこのREDOログ内の変更が取得されます。
取得プロセスは、変更を論理変更レコード(LCR)に変換して、そのLCRをエンキューします。
取得データベースと接続先データベースが異なる場合、伝播によってLCRが接続先データベースのキューに伝播されます。取得データベースと接続先データベースが同じである場合、データベース間の伝播は不要です。
接続先データベースには次のものが含まれます。
取得プロセスで取得されたLCRを含むキュー。
LCRをデータベース・オブジェクトに変更として適用する適用プロセス。