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SQL*Plusユーザーズ・ガイドおよびリファレンス
リリース11.1
E05784-01
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XQUERY

構文

XQUERY xquery_statement

SQL*PlusのXQUERYコマンドを使用すると、指定したデータベースでXQuery 1.0問合せを実行できます。 XQUERYは、Oracle Database 10gリリース2以上のバージョンでサポートされています。 それより前のOracle DatabaseでXQUERYを使用しようとすると、エラーが発生します。

SP2-614 Server version too low

xquery_statement

実行するXQUERY文を指定します。 この文は、標準のXQuery構文で入力します。 XQUERY文は、スラッシュ「/」で終了します。

使用方法

SQL*PlusコマンドXQUERYをXQuery文の接頭辞として設定し、スラッシュ「/」でXQUERYコマンドを終了します。 XQUERYは、SQL*Plusキーワードです。 XQueriesを他のツールで実行する場合は、キーワードが必要ない場合があります。

XQUERYコマンドのXML出力は、アクティブなSETコマンド・オプションに従ってネイティブXMLとして表示されます。 通常、SET LONGを設定する必要があります。 次の設定を行うと有効な場合があります。

XQUERYコマンドには、アクティブなデータベース接続が必要です。 このコマンドは、SQLPLUS /NOLOGでは動作しません。

XQUERYコマンドでは、バインド変数はサポートされていません。

XQUERYコマンドには固有の4つのSETコマンドがあります。 SHOW XQUERYコマンドを実行すると、これらの設定の状態が表示されます。 次に、これらのコマンドを示します。

表12-6 XQUERYのSETコマンド

SETコマンド

SET XQUERY BASEURI

SET XQUERY ORDERING

SET XQUERY NODE

SET XQUERY CONTEXT


SET XQUERYコマンドの詳細は、次の項を参照してください。

次のスクリプトのXQuery文は、HRスキーマのEMP_DETAILS_VIEWビューを問い合せます。

set long 160
set linesize 160
xquery for $i in ora:view("EMP_DETAILS_VIEW") return $i
/
Result Sequence
-------------------------------------------------------------------------------------------
<ROW><EMPNO>7369</EMPNO><ENAME>SMITH</ENAME><JOB>CLERK</JOB><MGR>7902</MGR><HIREDATE>17-
DEC-80</HIREDATE><SAL>800</SAL><DEPTNO>20</DEPTNO></ROW>

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