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Oracle Database Real Application Testing追加情報
11gリリース1(11.1)
E06169-01
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はじめに

OracleのReal Application Testingオプションを使用すると、Oracle Databaseを現実的な環境でテストできます。 Oracle Real Application Testingでは、本番環境へのデプロイメントを行う前に、本番環境でのワークロードを取得し、システム変更による影響を評価できるため、変更が原因でシステムが不安定になる危険性を最小限に抑えることができます。

データベース・リプレイでは、本番環境での完全なワークロードをテスト・システムでリプレイできるため、システム変更による全体への影響を評価できます。 SQLパフォーマンス・アナライザでは、システム変更によって、特定のSQLワークロードにおけるSQLレスポンス時間にどのような影響があるかを評価できます。

今回のリリースのOracle Real Application Testingでは、Oracle Database 9iからSQLトレース・ファイルを読み取り、SQLパフォーマンス・アナライザの入力ソースとして使用できるSQLチューニング・セットを作成する機能が追加されています。 作成したSQLチューニング・セットは、SQLパフォーマンス・アナライザを使用して、データベース・リンクを介しリモートでOracle Database 10gリリース2で実行できます。 この機能は、Oracle Database 9iからOracle Database 10gリリース2へのデータベースのアップグレード時にSQLレスポンス時間にどのような影響があるかについて、このオプションを使用してテストできることを目的に提供されています。


注意:

データベース・リプレイおよびSQLパフォーマンス・アナライザを使用するには、Oracle Real Application Testingのライセンス・オプションが必要です。 詳細は、『Oracle Databaseライセンス情報』を参照してください。

ここでは、次の項目について説明します。

対象読者

このマニュアルでは、SQLパフォーマンス・アナライザを使用して、Oracle Database 9iからOracle Database 10g以上へのデータベースのアップグレードをテストする方法について説明します。 このマニュアルは、データベース管理者、アプリケーション設計者、プログラマなど、Oracle DatabaseでアップグレードやReal Application Testingを実行するユーザーを対象にしています。

ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。 オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。 HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。 標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。 オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。

ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて

スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。 コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかしJAWSは括弧だけの行を読まない場合があります。

外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて

このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。 オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。

Oracleサポート・サービスへのTTYアクセス

アメリカ国内では、Oracleサポート・サービスへ24時間年中無休でテキスト電話(TTY)アクセスが提供されています。 TTYサポートについては、(800)446-2398にお電話ください。アメリカ国外からの場合は、+1-407-458-2479にお電話ください。

関連ドキュメント

このマニュアルで説明される項目の詳細は、Oracle Databaseリリース11.1のドキュメント・セットにある次のマニュアルを参照してください。

表記規則

このマニュアルでは、次の表記規則を使用します。

規則 意味
太字 太字は、操作に関連付けられているGraphical User Interfaceあるいは本文中または用語集で定義されている用語を示します。
イタリック体 イタリック体は、特定の値を指定する必要があるプレースホルダや変数を示します。
固定幅フォント 固定幅フォントは、パラグラフ内のコマンド、URL、コード例、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。

サポートおよびサービス

次の各項に、各サービスに接続するためのURLを記載します。

Oracleサポート・サービス

オラクル製品サポートの購入方法、およびOracleサポート・サービスへの連絡方法の詳細は、次のURLを参照してください。

http://www.oracle.co.jp/support/

製品マニュアル

製品のマニュアルは、次のURLにあります。

http://otn.oracle.co.jp/document/

研修およびトレーニング

研修に関する情報とスケジュールは、次のURLで入手できます。

http://www.oracle.co.jp/education/

その他の情報

オラクル製品やサービスに関するその他の情報については、次のURLから参照してください。

http://www.oracle.co.jp

http://otn.oracle.co.jp


注意:

ドキュメント内に記載されているURLや参照ドキュメントには、Oracle Corporationが提供する英語の情報も含まれています。日本語版の情報については、前述のURLを参照してください。