Oracle.DataAccess.dllアセンブリは次のようにインストールされます。
NET Framework 1.x
ORACLE_BASE\ORACLE_HOME\odp.net\bin\1.xディレクトリ
NET Framework 2.0
ORACLE_BASE\ORACLE_HOME\odp.net\bin\2.xディレクトリ
ドキュメントおよびreadme.txtファイルは、ORACLE_BASE\ORACLE_HOME\ODP.NET\docディレクトリにインストールされます。
例は、ORACLE_BASE\ORACLE_HOME\ODP.NET\Samplesディレクトリにあります。
ODP.NETをインストールすると、構成とトレース用のエントリがWindowsレジストリ内に作成されます。 構成とトレースのレジストリ値は、そのOracleクライアント・インストールで実行されるすべてのODP.NETアプリケーションに適用されます。 個々のODP.NETアプリケーションは、ODP.NETアプリケーション自身内の値(FetchSizeなど)を構成して、これらの値の一部を上書きできます。 ODP.NETのレジストリ値は、HKLM\Software\Oracle\ODP.NET\version\にあります。
.NET Framework 1.xと.NET Framework 2.0以降に、それぞれ1つのキーがあります。
DllPathというレジストリ値は、管理されていない依存DLLがあるディレクトリを示すために使用されます。
Oracle.DataAccess.dllは、管理されていない依存DLL(Oracle Clientなど)を次の順序で検索します。
アプリケーションまたは実行可能ファイルのディレクトリ
次のキーで指定されているディレクトリ
HKEY_LOCAL_ MACHINE\Software\Oracle\ODP.NET\version\DllPath
PATH環境変数で指定されたディレクトリ
ODP.NETをインストールすると、REG_SZ型のDllPathレジストリ値がORACLE_BASE\ORACLE_HOME\binディレクトリに設定されます。このディレクトリには、対応する依存DLLがインストールされています。
管理されていないDLLの正しいバージョンとともにOracle.DataAccess.dllアセンブリが使用されるようにするために、管理されていない依存DLLの不一致なバージョンがロードされた場合には、Oracle.DataAccess.dllが例外を表示します。