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Oracle Data Provider for .NET開発者ガイド
11g リリース1(11.1)
E05791-01
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インストール後のファイルの位置

Oracle.DataAccess.dllアセンブリは次のようにインストールされます。

ドキュメントおよびreadme.txtファイルは、ORACLE_BASE\ORACLE_HOME\ODP.NET\docディレクトリにインストールされます。

例は、ORACLE_BASE\ORACLE_HOME\ODP.NET\Samplesディレクトリにあります。

Windowsレジストリ

ODP.NETをインストールすると、構成とトレース用のエントリがWindowsレジストリ内に作成されます。 構成とトレースのレジストリ値は、そのOracleクライアント・インストールで実行されるすべてのODP.NETアプリケーションに適用されます。 個々のODP.NETアプリケーションは、ODP.NETアプリケーション自身内の値(FetchSizeなど)を構成して、これらの値の一部を上書きできます。 ODP.NETのレジストリ値は、HKLM\Software\Oracle\ODP.NET\version\にあります。

.NET Framework 1.xと.NET Framework 2.0以降に、それぞれ1つのキーがあります。

管理されていないDLLの検索順序

DllPathというレジストリ値は、管理されていない依存DLLがあるディレクトリを示すために使用されます。

Oracle.DataAccess.dllは、管理されていない依存DLL(Oracle Clientなど)を次の順序で検索します。

  1. アプリケーションまたは実行可能ファイルのディレクトリ

  2. 次のキーで指定されているディレクトリ

    HKEY_LOCAL_ MACHINE\Software\Oracle\ODP.NET\version\DllPath

  3. PATH環境変数で指定されたディレクトリ

ODP.NETをインストールすると、REG_SZ型のDllPathレジストリ値がORACLE_BASE\ORACLE_HOME\binディレクトリに設定されます。このディレクトリには、対応する依存DLLがインストールされています。

ODP.NETと管理されていない依存DLLの不一致

管理されていないDLLの正しいバージョンとともにOracle.DataAccess.dllアセンブリが使用されるようにするために、管理されていない依存DLLの不一致なバージョンがロードされた場合には、Oracle.DataAccess.dllが例外を表示します。