用語集
C D J L M O S T け て と ね り
C
- Component Object Model(COM)
- オブジェクト間通信を、個々のオブジェクトの記述に使用されるプログラム言語の種類に関係なく実現するためのバイナリ標準。
D
- Distributed Component Object Model(DCOM)
- オブジェクトがネットワークを介して他のオブジェクトと対話できるようにするためのCOM拡張。
J
- JOB_QUEUE_PROCESSES
- この初期化パラメータでは、インスタンスで起動されるジョブ・キュー・プロセスの数を指定する。ジョブ・キュー・プロセスを実行するには、このパラメータを
1以上に設定する必要がある。
L
- listener.ora
- リスナーについての次の項目を示すリスナー構成ファイル。
-
- 一意な名前
-
- 接続要求を受け入れるプロトコル・アドレス
-
- リスニング対象のサービス
M
- Microsoft .NET
- Microsoft .NETは、Webサービスを介して、情報、人、システムおよびデバイスを相互に、あるいはインターネット上でより大きなアプリケーションに接続するために使用されるMicrosoft社のソフトウェア・テクノロジのセット。
- Microsoft Transaction Server
- インターネットまたはネットワーク・サーバー上で動作する、COMベースのトランザクション処理システム。
- Microsoftアプリケーション・デモ(Microsoft application demo)
- WindowsのMicrosoft Transaction Serverに付属しているVisual C++ Sample BankパッケージのOracle Call Interface(OCI)実装。
- Microsoft管理コンソール(Microsoft Management Console)
- スナップインと呼ばれる管理ツールのホストとして機能するアプリケーション。Microsoft管理コンソール自体は、機能を提供しない。
- Microsoft分散トランザクション・コーディネータ(Microsoft Distributed Transaction Coordinator: MS DTC)
- Microsoft分散トランザクション・コーディネータ(MS DTC)はMicrosoft Transaction Serverのコンポーネントで、トランザクション処理の中心となる。
- mtssys
- デフォルトのMicrosoft Transaction Server管理者ユーザー名。Oracle9i Databaseリリース1(9.0.1)より前のリリースでは、これはOraMTSのユーザー名だった。
O
- Optimal Flexible Architecture(OFA)
- Oracleソフトウェアおよびデータベースのファイルのネーミングおよび配置に関する一連のガイドライン。
- Oracle Call Interface(OCI)
- データベース内のデータおよびスキーマの操作を可能にするAPI。OCIプログラムは、データベース以外のアプリケーションの場合と同じ方法でコンパイルおよびリンクする。前処理やプリコンパイルを別途行う必要はない。
- Oracle Data Provider for .NET(ODP.NET)
- Oracle Data Provider for .NET(ODP.NET)は、.NET環境からOracleデータベースへのデータ・アクセスを最適化する。ODP.NETでは、接続プール、PL/SQL、LOBs、RefCursors、グローバリゼーションまたはローカライゼーション、プロキシ・ユーザー認証またはパラメータ配列バインド、名前付きパラメータ、およびOracleタイプと.NETタイプ間の安全なタイプ・マッピングをサポートする。
- Oracle Fail Safe
- あるクラスタ・ノードで障害が発生した場合に、そのノードで実行されているデータベースおよびアプリケーションを、稼働しているノードへ自動的に素早くフェイルオーバー(移動)する。
- Oracle Manager for MTS Servicesスナップイン(Oracle Manager for MTS Services snap-in)
- Oracle9i Databaseリリース1(9.0.1)以降、このMicrosoft管理コンソール・スナップインは、OraMTSで使用できないか、不要である。
- Oracle MTS Recovery Service
- Oracle MTS Recovery Serviceは、失敗したトランザクションが開始されたコンピュータで、インダウト・トランザクションを解決する。Microsoft Transaction Server対応の各データベースに対してスケジューリングされたリカバリ・ジョブによって、Oracle MTS Recovery Serviceがインダウト・トランザクションを解決できるようになる。
- Oracle Objects for OLE(OO4O)
- Oracle Objects for OLE(OO4O)は、COMベースのデータベース接続ツールで、使用しやすいインタフェースにより、Oracle Databaseインスタンスへのシームレスで最適化されたアクセスを提供する。
- Oracle ODBCドライバ(Oracle Open Database Connectivity Driver)
- Oracle ODBCドライバは、1つのアプリケーションから多数の異なるデータ・ソースへのアクセスを可能にする標準インタフェースを提供する。アプリケーションのソース・コードをデータ・ソースごとにコンパイルしなおす必要はない。データベース・ドライバにより、アプリケーションが特定のデータ・ソースにリンクされる。データベース・ドライバは、アプリケーションが特定のデータ・ソースにアクセスするために必要に応じて起動できるDLLである。したがって、アプリケーションはデータベース・ドライバが存在するすべてのデータ・ソースにアクセスできる。
- Oracle Provider for OLE DB
- アプリケーション、コンパイラおよびその他のデータベース・コンポーネントからOracleデータへの高性能な効率のよいアクセスを提供するインタフェース。
- Oracle Services for Microsoft Transaction Server(OraMTS)
- OracleデータベースをMicrosoft Transaction Serverに完全に統合するコンポーネント。このコンポーネントにより、Microsoft Transaction Serverを使用してCOMベースのアプリケーションを開発およびデプロイすることが可能になる。
- OraMTS
- Oracle Services for Microsoft Transaction Serverの略。
- ORAMTS_ORADB
- OraMTSをOracleデータベースに接続するためのデータベース別名(Oracle9i Databaseリリース1(9.0.1)以降、サポートされていない)。
S
- SYSDBA
ADMIN OPTIONおよびSYSOPERシステム権限とすべてのシステム権限を持つ特別なデータベース管理ロール。SYSDBAでは、CREATE DATABASEアクションおよび時間ベースのリカバリも許可されている。
- SYSOPER
- データベース管理者が、
STARTUP、SHUTDOWN、ALTER DATABASE OPEN/MOUNT、ALTER DATABASE BACKUP、ARCHIVE LOGおよびRECOVERを実行することを許可する特別なデータベース管理ロール。RESTRICTED SESSION権限も含まれる。
T
- tnsnames.ora
- ネット・サービス名にマップされる接続記述子を含むファイル。すべてのクライアントまたは各クライアントで使用するために、このファイルを集中してメンテナンスすることも、ローカルでメンテナンスすることもできる。
け
- 原子性、一貫性、独立性および永続性(Atomicity, Consistency, Isolation, and Durability: ACID)
- ACIDは、トランザクション・マネージャ(トランザクション・マネージャとも呼ぶ)によってすべてのトランザクションに提供される4つの基本的な属性からなる。
て
- データ操作言語(data manipulation language)
- データベースのデータの問合せおよび更新を行うSQL文のカテゴリ。一般的なDML文には、
SELECT、INSERT、UPDATEおよびDELETEがある。
と
- トランザクション識別子(transaction identifier: XID)
- トランザクションが開始されたクライアント・コンピュータを示す。
ね
- ネット・サービス名(net service name)
- Oracle Net接続に対するOracle Netサーバー、および特定のシステム識別子(SID)またはデータベースを示すためにクライアントが使用する名前。ネット・サービス名は、ポート番号とプロトコルにマップされる。ネット・サービス名は、接続文字列、データベース別名、ホスト文字列またはサービス名とも呼ばれる。
- Oracle Netサーバーのみではなく、接続先の特定のSIDまたはデータベースも示す。
り
- リソース・マネージャ(resource manager: RM)
- Microsoft Transaction Serverは、データベースがリソース・マネージャ(RM)として機能できるようにトランザクション・プロセスに登録する。