この図は、Oracleプロセス領域と外部プロセス領域の2つの領域を示したものです。

Oracleプロセス領域には、Oracleデータベースとデータベース・インスタンス、およびユーザーの書いたPL/SQLスクリプト(つまりストアド・プロシージャ、ファンクションまたはトリガー)がある場合はそれが含まれます。

外部プロセス領域には、外部プロシージャを備えたCOM機能が含まれます。また、外部プロセス領域にはOracleリスナーおよび外部プロシージャ・ハンドラも含まれます。

Oracleプロセス領域でPL/SQLスクリプトがデータベースにアクセスし、外部プロセス領域ではOracleリスナーが起動され、リスナーによって外部プロシージャ・ハンドラがアクティブになります。

外部プロシージャ・ハンドラがアクティブになると、それによってCOM機能がアクティブになります。

COM機能は、COMまたはDCOMによってCOM Automationサーバーと通信し、COM機能にその結果を返します。COM機能は外部プロシージャ・ハンドラに結果を渡し、今度はハンドラがデータベースと通信します。