OracleIntervalYM
構造は、データベースに格納されるか、またはデータベースから取得されるOracle INTERVAL
YEAR
TO
MONTH
データ型を表します。それぞれのOracleIntervalYM
には、年および月で表した期間が格納されます。
クラスの継承
System.Object
System.ValueType
Oracle.DataAccess.Types.OracleIntervalYM
宣言
// C# public struct OracleIntervalYM : IComparable
スレッド安全性
パブリック静的メソッドはスレッドセーフですが、インスタンス・メソッドではスレッド安全性は保証されません。
例
// C# using System; using Oracle.DataAccess.Types; class OracleIntervalYMSample { static void Main() { OracleIntervalYM iYMMax = OracleIntervalYM.MaxValue; double totalYears = iYMMax.TotalYears; totalYears -= 1; OracleIntervalYM iYMMax_1 = new OracleIntervalYM(totalYears); // Calculate the difference OracleIntervalYM iYMDiff = iYMMax - iYMMax_1; // Prints "iYMDiff.ToString() = +000000001-00" Console.WriteLine("iYMDiff.ToString() = " + iYMDiff.ToString()); } }
要件
ネームスペース: Oracle.DataAccess.Types
アセンブリ: Oracle.DataAccess.dll
Microsoft .NET Frameworkバージョン1.0以降
OracleIntervalYM
メンバーは、次の各表にリストしています。
OracleIntervalYMコンストラクタ
OracleIntervalYM
コンストラクタを、表12-61にリストします。
OracleIntervalYM静的フィールド
OracleIntervalYM
静的フィールドを、表12-62にリストします。
表12-62 OracleIntervalYM静的フィールド
フィールド | 説明 |
---|---|
|
|
|
|
|
|
|
OracleIntervalYM静的メソッド
OracleIntervalYM
静的メソッドを、表12-63にリストします。
表12-63 OracleIntervalYM静的メソッド
メソッド | 説明 |
---|---|
2つの |
|
一方の |
|
一方の |
|
一方の |
|
一方の |
|
2つの |
|
|
|
指定された年精度が含まれた |
OracleIntervalYM静的演算子
OracleIntervalYM
静的演算子を、表12-64にリストします。
表12-64 OracleIntervalYM静的演算子
演算子 | 説明 |
---|---|
2つの |
|
2つの |
|
一方の |
|
一方の |
|
2つの |
|
一方の |
|
一方の |
|
一方の |
|
|
|
|
|
|
OracleIntervalYM型変換
OracleIntervalYM
変換を、表12-65にリストします。
表12-65 OracleIntervalYM型変換
演算子 | 説明 |
---|---|
|
|
文字列を |
|
月数を |
OracleIntervalYMプロパティ
OracleIntervalYM
プロパティを、表12-66にリストします。
表12-66 OracleIntervalYMプロパティ
プロパティ | 説明 |
---|---|
Oracle |
|
現行インスタンスにNULL値があるかどうかを示します |
|
|
|
現行の |
|
|
|
|
OracleIntervalYMメソッド
OracleIntervalYM
メソッドを、表12-67にリストします。
表12-67 OracleIntervalYMメソッド
メソッド | 説明 |
---|---|
現行の |
|
指定された |
|
|
|
GetType |
|
現行の |
OracleIntervalYM
コンストラクタでは、OracleIntervalYM
構造の新規インスタンスが作成されます。
オーバーロード・リスト:
このメソッドでは、指定された一定期間の合計月数を使用して、OracleIntervalYM
構造の新規インスタンスが作成されます。
このメソッドでは、OracleIntervalYM
構造の新規インスタンスが作成され、指定された文字列を使用して値が設定されます。
このメソッドでは、OracleIntervalYM
構造の新規インスタンスが作成され、合計年数を使用して値が設定されます。
このメソッドでは、OracleIntervalYM
構造の新規インスタンスが作成され、年と月を使用して値が設定されます。
このメソッドでは、OracleIntervalYM
構造の新規インスタンスが作成され、値は指定されたバイト配列に設定されます。この値は、内部Oracle INTERVAL
DAY
TO
SECOND
書式で表されます。
このメソッドでは、指定された一定期間の合計月数を使用して、OracleIntervalYM
構造の新規インスタンスが作成されます。
宣言
// C#
public OracleIntervalYM (long totalMonths);
パラメータ
totalMonths
間隔における合計月数です。範囲は、-12,000,000,000 < totalMonths
< 12,000,000,000です。
例外
ArgumentOutOfRangeException
: totalMonths
パラメータが指定範囲を超えています。
このメソッドでは、OracleIntervalYM
構造の新規インスタンスが作成され、指定された文字列を使用して値が設定されます。
宣言
// C#
public OracleIntervalYM (string intervalStr);
パラメータ
intervalStr
Oracle INTERVAL
YEAR
TO
MONTH
を表した文字列
備考
指定されたintervalStr
の値は、年-月の書式で表されている必要があります。
例外
ArgumentException
: intervalStr
パラメータの書式が有効でないか、またはintervalStr
に無効な値が含まれます。
ArgumentNullException
: intervalStr
パラメータがNULLです。
例
"1-2"は、1年と2か月を意味します。
このメソッドでは、OracleIntervalYM
構造の新規インスタンスが作成され、合計年数を使用して値が設定されます。
宣言
// C#
public OracleIntervalYM (double totalYears);
パラメータ
totalYears
合計年数です。範囲は、-1,000,000,000 < totalYears
> 1,000,000,000です。
例外
ArgumentOutOfRangeException
: totalYears
パラメータが指定範囲を超えています。
ArgumentException
: totalYears
パラメータは、有効なOracleIntervalYM
の構成に使用できません。
このメソッドでは、OracleIntervalYM
構造の新規インスタンスが作成され、年と月を使用して値が設定されます。
宣言
// C# public OracleIntervalYM (int years, int months);
パラメータ
years
年数です。年の範囲は(-999,999,999から999,999,999)です。
months
月数です。月の範囲は(-11から11)です。
備考
すべての引数の記号が同じである必要があります。
例外
ArgumentOutOfRangeException
: 1つ以上のパラメータの引数が、指定範囲を超えています。
ArgumentException
: パラメータの引数値は、有効なOracleIntervalYM
の構成に使用できません。
このメソッドでは、OracleIntervalYM
構造の新規インスタンスが作成され、値は指定されたバイト配列に設定されます。この値は、内部Oracle INTERVAL
DAY
TO
SECOND
書式で表されます。
宣言
// C#
public OracleIntervalYM (byte[] bytes);
パラメータ
bytes
内部Oracle INTERVAL
YEAR
TO
MONTH
書式で表したバイト配列です。
例外
ArgumentException
: 指定されたバイト配列が内部Oracle INTERVAL
YEAR
TO
MONTH
書式で表されていないか、または指定されたバイト配列に無効な値が含まれます。
ArgumentNullException
: bytes
がNULLです。
備考
指定されたバイト配列は、内部Oracle INTERVAL
YEAR
TO
MONTH
書式で表されている必要があります。
OracleIntervalYM
静的フィールドを、表12-68にリストします。
表12-68 OracleIntervalYM静的フィールド
フィールド | 説明 |
---|---|
|
|
|
|
|
|
|
この静的フィールドは、OracleIntervalYM
構造の最大値を表します。
宣言
// C# public static readonly OracleIntervalYM MaxValue;
備考
年は999999999で、月は11です。
この静的フィールドは、OracleIntervalYM
構造の最小値を表します。
宣言
// C# public static readonly OracleIntervalYM MinValue;
備考
年は-999999999で、月は-11です。
この静的フィールドは、OracleIntervalYM
インスタンスに割り当てることができるNULL値を表します。
宣言
// C# public static readonly OracleIntervalYM Null;
この静的フィールドは、OracleIntervalYM
構造の0(ゼロ)値を表します。
宣言
// C# public static readonly OracleIntervalDS Zero;
OracleIntervalYM
静的メソッドを、表12-69にリストします。
表12-69 OracleIntervalYM静的メソッド
メソッド | 説明 |
---|---|
2つの |
|
一方の |
|
一方の |
|
一方の |
|
一方の |
|
2つの |
|
|
|
指定された年精度が含まれた |
この静的メソッドでは、2つのOracleIntervalYM
値が等しいかどうかが判断されます。
宣言
// C# public static bool Equals(OracleIntervalYM val1, OracleIntervalYM val2);
パラメータ
val1
OracleIntervalYM
構造
val2
OracleIntervalYM
構造
戻り値
2つのOracleIntervalYM
の値が同じ間隔を表す場合はtrue
を戻し、それ以外の場合はfalse
を戻します。
備考
次のルールが、このメソッドの動作に適用されます。
値を持つすべてのOracleIntervalYM
は、NULL値を持つOracleIntervalYM
より大きい値とみなされます。
NULL値を含む2つのOracleIntervalYM
は等しくなります。
この静的メソッドでは、2つのOracleIntervalYM
値の最初の値が2番目の値より大きいかどうかが判断されます。
宣言
// C# public static bool GreaterThan(OracleIntervalYM val1, OracleIntervalYM val2);
パラメータ
val1
最初のOracleIntervalYM
val2
2番目のOracleIntervalYM
戻り値
2つのOracleIntervalYM
値の最初の値が2番目の値より大きい場合はtrue
を戻し、それ以外の場合はfalse
を戻します。
備考
次のルールが、このメソッドの動作に適用されます。
値を持つすべてのOracleIntervalYM
は、NULL値を持つOracleIntervalYM
より大きい値とみなされます。
NULL値を含む2つのOracleIntervalYM
は等しくなります。
この静的メソッドでは、2つのOracleIntervalYM
値の最初の値が2番目の値以上かどうかが判断されます。
宣言
// C# public static bool GreaterThanOrEqual(OracleIntervalYM val1, OracleIntervalYM val2);
パラメータ
val1
最初のOracleIntervalYM
val2
2番目のOracleIntervalYM
戻り値
2つのOracleIntervalYM
値の最初の値が2番目の値以上である場合はtrue
を戻し、それ以外の場合はfalse
を戻します。
備考
次のルールが、このメソッドの動作に適用されます。
値を持つすべてのOracleIntervalYM
は、NULL値を持つOracleIntervalYM
より大きい値とみなされます。
NULL値を含む2つのOracleIntervalYM
は等しくなります。
この静的メソッドでは、2つのOracleIntervalYM
値の最初の値が2番目の値未満かどうかが判断されます。
宣言
// C# public static bool LessThan(OracleIntervalYM val1, OracleIntervalYM val2);
パラメータ
val1
最初のOracleIntervalYM
val2
2番目のOracleIntervalYM
戻り値
2つのOracleIntervalYM
値の最初の値が2番目の値未満である場合はtrue
を戻し、それ以外の場合はfalse
を戻します。
備考
次のルールが、このメソッドの動作に適用されます。
値を持つすべてのOracleIntervalYM
は、NULL値を持つOracleIntervalYM
より大きい値とみなされます。
NULL値を含む2つのOracleIntervalYM
は等しくなります。
この静的メソッドでは、2つのOracleIntervalYM
値の最初の値が2番目の値以下かどうかが判断されます。
宣言
// C# public static bool LessThanOrEqual(OracleIntervalYM val1, OracleIntervalYM val2);
パラメータ
val1
最初のOracleIntervalYM
val2
2番目のOracleIntervalYM
戻り値
2つのOracleIntervalYM
のうち、最初の値が2番目の値以下である場合は、true
を戻します。それ以外の場合はfalse
を戻します。
備考
次のルールが、このメソッドの動作に適用されます。
値を持つすべてのOracleIntervalYM
は、NULL値を持つOracleIntervalYM
より大きい値とみなされます。
NULL値を含む2つのOracleIntervalYM
は等しくなります。
この静的メソッドでは、2つのOracleIntervalYM
値が等しくないかどうかが判断されます。
宣言
// C# public static bool NotEquals(OracleIntervalYM val1, OracleIntervalYM val2);
パラメータ
val1
最初のOracleIntervalYM
val2
2番目のOracleIntervalYM
戻り値
2つのOracleIntervalYM
値が等しくない場合はtrue
が戻されます。それ以外の場合はfalse
を戻します。
備考
次のルールが、このメソッドの動作に適用されます。
値を持つすべてのOracleIntervalYM
は、NULL値を持つOracleIntervalYM
より大きい値とみなされます。
NULL値を含む2つのOracleIntervalYM
は等しくなります。
この静的メソッドでは、OracleIntervalYM
構造が戻され、文字列を使用して間隔の値が設定されます。
宣言
// C#
public static OracleIntervalYM Parse (string intervalStr);
パラメータ
intervalStr
Oracle INTERVAL
YEAR
TO
MONTH
を表した文字列
戻り値
OracleIntervalYM
構造が戻されます。
例外
ArgumentException
: intervalStr
パラメータの書式が有効でないか、またはintervalStr
に無効な値が含まれます。
ArgumentNullException
: intervalStr
パラメータがNULLです。
備考
指定されたintervalStr
の値は、年-月の書式で表されている必要があります。
例
"1-2"は、1年と2か月を意味します。
この静的メソッドでは、指定された年精度が含まれた、OracleIntervalYM
の新規インスタンスが戻されます。
宣言
// C# public static OracleIntervalYM SetPrecision(OracleIntervalYM value1, int yearPrecision);
パラメータ
value1
OracleIntervalYM
構造
yearPrecision
指定された年精度。年精度の範囲は(0から9)です。
戻り値
OracleIntervalDS
インスタンス
例外
ArgumentOutOfRangeException
: yearPrecision
が指定範囲を超えています。
備考
指定されたyearPrecision
の値に応じて、ToString()
により戻された文字列に、0
個以上の先行0(ゼロ)が表示されます。
例
SetPrecision()
がコールされ、年精度が3
に設定されている場合、"1-2
"の値が指定されたOracleIntervalYM
は、文字列"001-2
"となります。
OracleIntervalYM
静的演算子を、表12-70にリストします。
表12-70 OracleIntervalYM静的演算子
演算子 | 説明 |
---|---|
2つの |
|
2つの |
|
一方の |
|
一方の |
|
2つの |
|
一方の |
|
一方の |
|
一方の |
|
|
|
|
|
|
この静的演算子では、2つのOracleIntervalYM
値が加算されます。
宣言
// C# public static OracleIntervalYM operator + (OracleIntervalYM val1, OracleIntervalYM val2);
パラメータ
val1
最初のOracleIntervalYM
val2
2番目のOracleIntervalYM
戻り値
OracleIntervalYM
備考
引数のいずれかにNULL値がある場合、戻されたOracleIntervalYM
構造にはNULL値があります。
この静的演算子では、2つのOracleIntervalYM
値が等しいかどうかが判断されます。
宣言
// C# public static bool operator == (OracleIntervalYM val1, OracleIntervalYM val2);
パラメータ
val1
最初のOracleIntervalYM
val2
2番目のOracleIntervalYM
戻り値
等しい場合はtrue
を戻し、それ以外の場合はfalse
を戻します。
備考
次のルールが、このメソッドの動作に適用されます。
値を持つすべてのOracleIntervalYM
は、NULL値を持つOracleIntervalYM
より大きい値とみなされます。
NULL値を含む2つのOracleIntervalYM
は等しくなります。
この静的演算子では、2つのOracleIntervalYM
値の最初の値が2番目の値より大きいかどうかが判断されます。
宣言
// C# public static bool operator > (OracleIntervalYM val1, OracleIntervalYM val2);
パラメータ
val1
最初のOracleIntervalYM
val2
2番目のOracleIntervalYM
戻り値
一方のOracleIntervalYM
値がもう一方の値より大きい場合はtrue
を戻し、それ以外の場合はfalse
を戻します。
備考
次のルールが、このメソッドの動作に適用されます。
値を持つすべてのOracleIntervalYM
は、NULL値を持つOracleIntervalYM
より大きい値とみなされます。
NULL値を含む2つのOracleIntervalYM
は等しくなります。
この静的演算子では、2つのOracleIntervalYM
値の最初の値が2番目の値以上かどうかが判断されます。
宣言
// C# public static bool operator >= (OracleIntervalYM val1, OracleIntervalYM val2);
パラメータ
val1
最初のOracleIntervalYM
val2
2番目のOracleIntervalYM
戻り値
一方のOracleIntervalYM
値がもう一方の値以上である場合はtrue
を戻し、それ以外の場合はfalse
を戻します。
備考
次のルールが、このメソッドの動作に適用されます。
値を持つすべてのOracleIntervalYM
は、NULL値を持つOracleIntervalYM
より大きい値とみなされます。
NULL値を含む2つのOracleIntervalYM
は等しくなります。
この静的演算子では、2つのOracleIntervalYM
値が等しくないかどうかが判断されます。
宣言
// C# public static bool operator != (OracleIntervalYM val1, OracleIntervalYM val2)
パラメータ
val1
最初のOracleIntervalYM
val2
2番目のOracleIntervalYM
戻り値
2つのOracleIntervalYM
値が等しくない場合はtrue
を戻し、等しい場合はfalse
を戻します。
備考
次のルールが、このメソッドの動作に適用されます。
値を持つすべてのOracleIntervalYM
は、NULL値を持つOracleIntervalYM
より大きい値とみなされます。
NULL値を含む2つのOracleIntervalYM
は等しくなります。
この静的演算子では、2つのOracleIntervalYM
値の最初の値が2番目の値未満かどうかが判断されます。
宣言
// C# public static bool operator < (OracleIntervalYM val1, OracleIntervalYM val2);
パラメータ
val1
最初のOracleIntervalYM
val2
2番目のOracleIntervalYM
戻り値
2つのOracleIntervalYM
値の最初の値が2番目の値未満である場合はtrue
を戻し、それ以外の場合はfalse
を戻します。
備考
次のルールが、このメソッドの動作に適用されます。
値を持つすべてのOracleIntervalYM
は、NULL値を持つOracleIntervalYM
より大きい値とみなされます。
NULL値を含む2つのOracleIntervalYM
は等しくなります。
この静的演算子では、2つのOracleIntervalYM
値の最初の値が2番目の値以下かどうかが判断されます。
宣言
// C# public static bool operator <= (OracleIntervalYM val1, OracleIntervalYM val2);
パラメータ
val1
最初のOracleIntervalYM
val2
2番目のOracleIntervalYM
戻り値
2つのOracleIntervalYM
値の最初の値が2番目の値以下である場合はtrue
を戻し、それ以外の場合はfalse
を戻します。
備考
次のルールが、このメソッドの動作に適用されます。
値を持つすべてのOracleIntervalYM
は、NULL値を持つOracleIntervalYM
より大きい値とみなされます。
NULL値を含む2つのOracleIntervalYM
は等しくなります。
この静的演算子では、一方のOracleIntervalYM
構造がもう一方の構造から差し引かれます。
宣言
// C# public static OracleIntervalYM operator - (OracleIntervalYM val1, OracleIntervalYM val2);
パラメータ
val1
最初のOracleIntervalYM
val2
2番目のOracleIntervalYM
戻り値
OracleIntervalYM
構造
備考
引数のいずれかにNULL値がある場合、戻されたOracleIntervalYM
構造にはNULL値があります。
この静的演算子では、OracleIntervalYM
構造が否定されます。
宣言
// C#
public static OracleIntervalYM operator - (OracleIntervalYM val);
パラメータ
val
OracleIntervalYM
戻り値
OracleIntervalYM
構造
備考
指定したOracleIntervalYM
構造にNULL値がある場合、戻されたOracleIntervalYM
構造にはNULL値があります。
この静的演算子では、OracleIntervalYM
値に数値が掛け合せられます。
宣言
// C# public static OracleIntervalYM operator * (OracleIntervalYM val1, int multiplier);
パラメータ
val1
最初のOracleIntervalYM
multiplier
乗数
戻り値
OracleIntervalYM
構造
備考
指定したOracleIntervalYM
構造にNULL値がある場合、戻されたOracleIntervalYM
構造にはNULL値があります。
この静的演算子では、OracleIntervalYM
値が数値で除算されます。
宣言
// C#
public static OracleIntervalYM operator / (OracleIntervalYM val1, int divisor);
パラメータ
val1
最初のOracleIntervalYM
divisor
除数
戻り値
OracleIntervalYM
構造
備考
指定したOracleIntervalYM
構造にNULL値がある場合、戻されたOracleIntervalYM
構造にはNULL値があります。
OracleIntervalYM
変換を、表12-71にリストします。
表12-71 OracleIntervalYM型変換
演算子 | 説明 |
---|---|
|
|
文字列を |
|
月数を |
この型変換演算子では、OracleIntervalYM
が、間隔における月数を表す数値に変換されます。
宣言
// C#
public static explicit operator long (OracleIntervalYM val);
パラメータ
val
OracleIntervalYM
構造
戻り値
月のlong
数
例外
OracleNullValueException
: OracleIntervalYM
構造にNULL値があります。
この型変換演算子では、文字列intervalStr
がOracleIntervalYM
構造に変換されます。
宣言
// C#
public static explicit operator OracleIntervalYM (string intervalStr);
パラメータ
intervalStr
Oracle INTERVAL
YEAR
TO
MONTH
の文字列表現
戻り値
OracleIntervalYM
構造
例外
ArgumentException
: 指定されたintervalStr
パラメータの書式が正しくないか、または無効な値が含まれます。
ArgumentNullException
: intervalStr
パラメータがNULLです。
備考
戻されたOracleIntervalDS
構造には、指定されたintervalStr
で表されているのと同じ間隔が含まれます。指定されたintervalStr
の値は、年-月の書式で表されている必要があります。
この型変換演算子では、間隔としての合計月数がOracleIntervalYM
構造に変換されます。
宣言
// C#
public static implicit operator OracleIntervalYM (long months);
パラメータ
months
変換される月数。範囲は、(-999,999,999 * 12)-11 <= months
<=(999,999,999 * 12)+11です。
戻り値
OracleIntervalYM
構造
例外
ArgumentOutOfRangeException
: months
パラメータが指定範囲を超えています。
OracleIntervalYM
プロパティを、表12-72にリストします。
表12-72 OracleIntervalYMプロパティ
プロパティ | 説明 |
---|---|
Oracle |
|
現行インスタンスにNULL値があるかどうかを示します |
|
|
|
現行の |
|
|
|
|
このプロパティでは、Oracle INTERVAL
YEAR
TO
MONTH
をOracle内部書式で表したバイト配列が戻されます。
宣言
// C# public byte[] BinData {get;}
プロパティ値
Oracle INTERVAL
YEAR
TO
MONTH
をOracle内部書式で表したバイト配列です。
例外
OracleNullValueException
: 現行インスタンスにはNULL値があります。
このプロパティは値にNULL値があるかどうかを示します。
宣言
// C# public bool IsNull {get;}
プロパティ値
値にNULL値がある場合はtrue
を戻し、NULL値がない場合はfalse
を戻します。
このプロパティでは、OracleIntervalYM
の月コンポーネントが取得されます。
宣言
// C# public int Months {get;}
プロパティ値
月コンポーネントを表すint
例外
OracleNullValueException
: 現行インスタンスにはNULL値があります。
このプロパティでは、現行のOracleIntervalYM
構造の期間を表します。合計年数が戻されます。
宣言
// C# public double TotalYears {get;}
プロパティ値
合計年数を表すdouble
。
例外
OracleNullValueException
: 現行インスタンスにはNULL値があります。
このプロパティでは、OracleIntervalYM
構造に格納されている合計月数が取得されます。
宣言
// C# public long Value {get;}
プロパティ値
間隔を表します。合計月数です。
例外
OracleNullValueException
: 現行インスタンスにはNULL値があります。
このプロパティでは、OracleIntervalYM
の年コンポーネントが取得されます。
宣言
// C# public int Years {get;}
プロパティ値
年コンポーネントを表すint
。
例外
OracleNullValueException
: 現行インスタンスにはNULL値があります。
OracleIntervalYM
メソッドを、表12-73にリストします。
表12-73 OracleIntervalYMメソッド
メソッド | 説明 |
---|---|
現行の |
|
指定された |
|
|
|
GetType |
|
現行の |
このメソッドでは、現行のOracleIntervalYM
インスタンスが指定オブジェクトと比較され、相対値を表す整数が戻されます。
宣言
// C#
public int CompareTo(object obj);
パラメータ
obj
指定されたオブジェクト
戻り値
このメソッドでは次の数値が戻されます。
ゼロ未満:現行のOracleIntervalYM
がobj
より短い間隔を表す場合
ゼロ:現行のOracleIntervalYM
およびobj
が同じ間隔を表す場合
ゼロ超過:現行のOracleIntervalYM
がobj
より長い間隔を表す場合
実装
IComparable
例外
ArgumentException
: obj
パラメータの型がOracleIntervalYM
ではありません。
備考
次のルールが、このメソッドの動作に適用されます。
比較はOracleIntervalYM
間で行う必要があります。たとえば、OracleIntervalYM
インスタンスとOracleBinary
インスタンスを比較することはできません。OracleIntervalYM
が別の型と比較された場合、ArgumentException
が表示されます。
値を持つすべてのOracleIntervalYM
は、NULL値を持つOracleIntervalYM
より大きい値とみなされます。
NULL値を含む2つのOracleIntervalYM
は等しくなります。
Object
をオーバーライドします。
このメソッドでは、指定されたobjectの間隔が現行インスタンスと同じかどうかが判断されます。
宣言
// C# public overridebool Equals(object
obj);
パラメータ
obj
指定されたオブジェクト
戻り値
指定されたオブジェクト・インスタンスの型がOracleIntervalYM
であり、同じ間隔である場合はtrue
が戻されます。それ以外の場合はfalse
が戻されます。
備考
次のルールが、このメソッドの動作に適用されます。
値を持つすべてのOracleIntervalYM
は、NULL値を持つOracleIntervalYM
より大きい値とみなされます。
NULL値を含む2つのOracleIntervalYM
は等しくなります。
Object
をオーバーライドします。
このメソッドでは、OracleIntervalYM
インスタンスのハッシュ・コードが戻されます。
宣言
// C# public override int GetHashCode();
戻り値
ハッシュ・コードを表すint
Object
をオーバーライドします。
このメソッドでは、現行のOracleIntervalYM
構造が文字列に変換されます。
宣言
// C# public override string ToString();
戻り値
現行のOracleIntervalYM
構造を表した文字列です。
備考
現行インスタンスにNULL値がある場合、戻された文字列には「NULL」が含まれます。