OracleProfileProviderにより、ASP.NET開発者は、Webサイト・ユーザー・プロファイル情報をOracleデータベースに簡単に格納できます。
クラスの継承
System.Object
System.Configuration.Provider.ProviderBase
System.Configuration.SettingsProvider
System.Web.Profile.ProfileProvider
Oracle.Web.Profile.OracleProfileProvider
宣言
// C# public class OracleProfileProvider: ProfileProvider
スレッド安全性
すべてのパブリック静的メソッドはスレッドセーフですが、インスタンス・メンバーがスレッドセーフであることは保証されません。
備考
このクラスにより、ASP.NETアプリケーションは、Oracleデータベースにプロファイル情報を格納し、管理できます。
例
次に、OracleProfileProviderをデフォルト・プロバイダとして使用するASP.NETアプリケーションのweb.configファイルの例を示します。この構成では、machine.configファイルで指定された接続文字列とデフォルト属性値を使用します。プロファイルのプロパティは、プロパティ・セクションで指定されます。また、この例では、匿名IDを有効にし、匿名ユーザーにプロパティの設定を許可します。
<?xml version="1.0"?>
<configuration xmlns="http://schemas.microsoft.com/.NetConfiguration/v2.0">
<system.web>
<anonymousIdentification enabled="true"/>
<profile enabled="true" defaultProvider="OracleProfileProvider">
<!-- Profile properties -->
<properties>
<add name="hire_date" allowAnonymous="true" type="DateTime"/>
<add name="location" allowAnonymous="true"
defaultValue="Redwood Shores"/>
<add name="experience" allowAnonymous="true" type="int"/>
</properties>
</profile>
</system.web>
</configuration>
次に、OracleProfileProviderをカスタマイズされた設定およびアプリケーション固有の接続文字列とともに使用するASP.NETアプリケーションのweb.configファイルの例を示します。プロファイルのプロパティは、プロパティ・セクションで指定されます。また、この例では、匿名IDを有効にし、匿名ユーザーにプロパティの設定を許可します。
<?xml version="1.0"?>
<configuration xmlns=
"http://schemas.microsoft.com/.NetConfiguration/v2.0">
<connectionStrings>
<add name="my_profile_app_con_string" connectionString=
"User Id=scott;Password=tiger;Data Source=Oracle"/>
</connectionStrings>
<system.web>
<!-- Enable and customize OracleProfileProvider settings -->
<anonymousIdentification enabled="true"/>
<profile enabled="true" defaultProvider="MyOracleProfileProvider">
<providers>
<add name="MyOracleProfileProvider"
type="Oracle.Web.Profile.OracleProfileProvider,
Oracle.Web, Version=2.111.6.20, Culture=neutral,
PublicKeyToken=89b483f429c47342"
connectionStringName="my_profile_app_con_string"
applicationName="my_profile_app"/>
</providers>
<!-- Profile properties -->
<properties>
<add name="hire_date" allowAnonymous="true" type="DateTime"/>
<add name="location" allowAnonymous="true"
defaultValue="Redwood Shores"/>
<add name="experience" allowAnonymous="true" type="int"/>
</properties>
</profile>
</system.web>
</configuration>
applicationName属性は、ASP.NETアプリケーションごとに一意の値に設定する必要があります。
要件
ネームスペース: Oracle.Web.Profile
アセンブリ: Oracle.Web.dll
Microsoft .NET Frameworkバージョン: 2.0以降
次の表にOracleProfileProviderメンバーをリストします。
OracleProfileProviderコンストラクタ
OracleProfileProviderコンストラクタを、表6-1にリストします。
OracleProfileProvider静的メソッド
OracleProfileProvider静的メソッドを、表6-2にリストします。
表6-2 OracleProfileProvider静的メソッド
| 静的メソッド | 説明 |
|---|---|
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OracleProfileProviderパブリック・プロパティ
OracleProfileProviderパブリック・プロパティを、表6-3にリストします。
表6-3 OracleProfileProviderパブリック・プロパティ
| パブリック・プロパティ | 説明 |
|---|---|
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プロファイル情報をグループ化するアプリケーションの名前を取得または設定します |
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コマンドが例外で実行を終了するまでに実行可能な秒数を取得します |
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OracleProfileProviderパブリック・メソッド
OracleProfileProviderパブリック・メソッドを、表6-4にリストします。
表6-4 OracleProfileProviderパブリック・メソッド
| パブリック・メソッド | 説明 |
|---|---|
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最後のアクティビティ日が指定された日時またはそれより前であるユーザー・プロファイル・データを削除します |
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指定されたプロファイル・コレクションまたはユーザー名のリストについて、プロファイルのプロパティと情報をデータ・ソースから削除します(オーバーロード) |
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FindInactiveProfilesByUserName |
指定されたユーザー名の非アクティブなプロファイル情報を取得します |
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指定されたユーザー名のプロファイル情報を取得します |
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最後のアクティビティ日が指定された日時またはそれより前であるプロファイルのプロファイル情報をすべて取得します |
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データ・ソースからすべてのプロファイル情報を取得します |
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最後のアクティビティ日が指定された日時またはそれより前であるすべてのプロファイルの数を戻します |
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Oracleプロファイル・データベースからプロファイルのプロパティと値を取得します |
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ASP.NETアプリケーション構成ファイル( |
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指定されたプロファイル・プロパティ値でOracleプロファイル・データベースを更新します |
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このコンストラクタでは、OracleProfileProviderクラスの新規インスタンスがインスタンス化されます。
オーバーロード・リスト:
このコンストラクタでは、OracleProfileProviderクラスのインスタンスが作成されます。
このコンストラクタでは、OracleProfileProviderクラスの新規インスタンスがインスタンス化されます。
宣言
// C# public OracleProfileProvider();
備考
このコンストラクタは、アプリケーションの構成ファイルで指定されたOracleProfileProviderクラスのインスタンスを作成するためにASP.NETによって呼び出されます。OracleProfileProviderインスタンスの初期化値は、Initializeメソッドを通じて渡されます。
このコンストラクタは、アプリケーションで直接使用されることを意図していません。
OracleProfileProvider静的メソッドを、表6-5にリストします。
表6-5 OracleProfileProvider静的メソッド
| 静的メソッド | 説明 |
|---|---|
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OracleProfileProviderパブリック・プロパティを、表6-6にリストします。
表6-6 OracleProfileProviderパブリック・プロパティ
| パブリック・プロパティ | 説明 |
|---|---|
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プロファイル情報をグループ化するアプリケーションの名前を取得または設定します |
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コマンドが例外で実行を終了するまでに実行可能な秒数を取得します |
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このプロパティでは、プロファイル情報をグループ化するアプリケーションの名前を取得または設定します。
宣言
// C#
public override string ApplicationName{get; set;}
プロパティ値
アプリケーションの名前。applicationName属性がアプリケーション構成ファイルで指定されていない場合、または値が空の文字列の場合は、このプロパティがアプリケーションの仮想パスに設定されます。
例外
HttpException - ApplicationNameプロパティが、高いASP.NETホスティング権限を持たない呼び出し元によって設定されました。
System.Configuration.Provider.ProviderException - 指定されたアプリケーション名が256文字を超えています。
ArgumentException - 指定されたアプリケーション名が空の文字列またはnull参照です。
備考
ApplicationNameプロパティの文字列値は、ユーザー情報の編成に使用されます。
ユーザー情報はアプリケーション名ごとに一意に格納されるため、複数のASP.NETアプリケーションが、同じデータ・ソースを使用したり、重複するユーザー名を作成したりできます。このプロパティは、プログラムで設定するか、Webアプリケーションの構成ファイルでapplicationName属性を使用して宣言で設定できます。構成ファイル内の属性名は、大文字と小文字が区別されます。
ApplicationNameプロパティはスレッドセーフではありません。アプリケーション・コードでは、ユーザーにWebアプリケーションでのApplicationNameプロパティの設定を許可しないことをお薦めします。
このプロパティは、コマンドが例外で実行を終了するまでに実行可能な秒数を取得します。
宣言
// C#
public int CommandTimeout {get;}
プロパティ値
int
備考
プロバイダをカスタマイズするために、ASP.NET開発者は、commandTimeout属性を使用してweb.configファイルでこのプロパティに整数値を設定できます。
デフォルト値は30秒です。構成ファイル内の属性名は、大文字と小文字が区別されます。
OracleProfileProviderパブリック・メソッドを、表6-7にリストします。
表6-7 OracleProfileProviderパブリック・メソッド
| パブリック・メソッド | 説明 |
|---|---|
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最後のアクティビティ日が指定された日時またはそれより前であるユーザー・プロファイル・データを削除します |
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指定されたプロファイル・コレクションまたはユーザー名のリストについて、プロファイルのプロパティと情報をデータ・ソースから削除します(オーバーロード) |
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FindInactiveProfilesByUserName |
指定されたユーザー名の非アクティブなプロファイル情報を取得します |
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指定されたユーザー名のプロファイル情報を取得します |
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最後のアクティビティ日が指定された日時またはそれより前であるプロファイルのプロファイル情報をすべて取得します |
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データ・ソースからすべてのプロファイル情報を取得します |
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最後のアクティビティ日が指定された日時またはそれより前であるすべてのプロファイルの数を戻します |
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Oracleプロファイル・データベースからプロファイルのプロパティと値を取得します |
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ASP.NETアプリケーション構成ファイル( |
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指定されたプロファイル・プロパティ値でOracleプロファイル・データベースを更新します |
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このメソッドは、最後のアクティビティ日が指定された日時またはそれより前であるユーザー・プロファイル・データを削除します。
宣言
// C# public override int DeleteInactiveProfiles(ProfileAuthenticationOption profileAuthenticationOption, DateTime inactiveSinceDateTime);
パラメータ
profileAuthenticationOption
オプションは、削除するプロファイルを示すAnonymous、Authenticated、またはAllです。
inactiveSinceDateTime
プロファイルが非アクティブであることを示す中断日時。
戻り値
データ・ソースから削除された非アクティブなプロファイル数を示す整数値。
備考
このメソッドは、構成ファイルのapplicationName属性で指定されたアプリケーションについて、非アクティブなプロファイル・データをデータ・ソースから削除します。profileAuthenticationOptionパラメータでは、匿名プロファイルのみ、認証されたプロファイルのみ、またはすべてのプロファイルのいずれを検索するかを指定します。このメソッドでは、最後のアクティビティの発生日時が指定されたinactiveSinceDateTimeパラメータ値またはそれより前であるプロファイルがすべて削除されます。
プロファイルの削除操作はトランザクション操作です。エラーが発生した場合は、トランザクションがロールバックされ、変更は行われません。
このメソッドは、指定されたプロファイル・コレクションまたはユーザー名のリストについて、プロファイルのプロパティと情報をデータ・ソースから削除します。
オーバーロード・リスト
DeleteProfiles(ProfileInfoCollection)
このメソッドは、指定されたプロファイル・コレクションについて、プロファイルのプロパティと情報をデータ・ソースから削除します。
このメソッドは、指定されたユーザー名のリストについて、プロファイルのプロパティと情報をデータ・ソースから削除します。
このメソッドは、指定されたプロファイル・コレクションについて、プロファイルのプロパティと情報をデータ・ソースから削除します。
宣言
// C#
public override int DeleteProfiles(ProfileInfoCollection profileInfoCollection);
パラメータ
profileInfoCollection
削除するプロファイルのプロファイル情報を含むProfileInfoCollectionオブジェクト。
戻り値
データ・ソースから削除されたプロファイル数を示す整数値。
例外
ArgumentException - 次のいずれかの条件が存在します。
profileInfoCollectionパラメータのCountの値が0です。
profileInfoCollectionコレクション内のProfileInfoオブジェクトの1つに、空の文字列である、256文字を超えている、カンマを含む、などの無効なUserNameプロパティがあります。
ArgumentNullException - 次のいずれかの条件が存在します。
profileInfoCollectionパラメータがnull参照です。
profileInfoCollectionコレクション内のProfileInfoオブジェクトの1つに、null参照であるUserNameプロパティがあります。
備考
このメソッドは、構成ファイルのapplicationName属性で指定されたアプリケーションについて、指定されたプロファイル・コレクションのすべてのプロファイル・プロパティと情報をデータ・ソースから削除します。ProfileInfoCollectionオブジェクトは、GetAllProfiles、GetAllInactiveProfiles、FindProfilesByUserName、FindInactiveProfilesByUserNameの各メソッドから取得できます。
提供されたコレクションのプロファイルの一部がデータ・ソースに見つからないため、戻される値は、指定されたコレクションのCount値とは異なる場合があります。
プロファイルの削除操作はトランザクション操作です。エラーが発生した場合は、トランザクションがロールバックされ、変更は行われません。
このメソッドは、指定されたユーザー名のリストについて、プロファイルのプロパティと情報をデータ・ソースから削除します。
宣言
// C#
public override int DeleteProfiles(string[] userNames);
パラメータ
userNames
プロファイルを削除するユーザー名の文字列配列。
戻り値
データ・ソースから削除されたプロファイル数を示す整数値。
例外
ArgumentNullException - userNamesパラメータがnull参照であるか、userNames配列の項目の1つにnull参照があります。
ArgumentException - 次のいずれかの条件が存在します。
userNames配列のlengthが0です。
userNames配列内の項目の1つに、空の文字列である、256文字を超えている、カンマを含む、などの無効なユーザー名があります。
userNames配列内に重複するユーザー名があります。
備考
このメソッドは、構成ファイルのapplicationName属性で指定されたアプリケーションの指定されたユーザー名のリストについて、すべてのプロファイルのプロパティと情報をデータ・ソースから削除します。
プロファイルの一部がデータ・ソースに見つからないため、戻される値は、指定されたユーザー名の文字列配列の長さとは異なる場合があります。
プロファイルの削除操作はトランザクション操作です。エラーが発生した場合は、トランザクションがロールバックされ、変更は行われません。
このメソッドは、指定されたユーザー名の非アクティブなプロファイル情報を取得します。
宣言
// C# public override ProfileInfoCollection FindInactiveProfilesByUserName (ProfileAuthenticationOption profileAuthenticationOption, string userName, DateTime inactiveSinceDateTime,int pageIndex, int pageSize, out int totalRecords);
パラメータ
profileAuthenticationOption
非アクティブなプロファイルを見つけるために検索するAnonymous、AuthenticatedまたはAllプロファイル。
userName
照合するユーザー名。
inactiveSinceDateTime
プロファイルが非アクティブであることを示す中断日時。
pageIndex
結果ページのゼロベース索引。
pageSize
結果ページのページ・サイズ。
totalRecords
プロファイルの総数。
戻り値
ユーザー名が指定されたユーザー名に一致する非アクティブ・ユーザー・プロファイルを含むProfileInfoCollectionオブジェクト。
例外
ArgumentException - 次のいずれかの条件が存在します。
userNameパラメータが空の文字列であるか、256文字を超えています。
pageSizeパラメータが1未満です。
pageIndexパラメータが0未満であるか、pageIndexにpageSizeを乗算した値がInt32.MaxValueを超えています。
ArgumentNullException - userNameパラメータがnull参照です。
備考
このメソッドは、構成ファイルのapplicationName属性で指定されたアプリケーションについて、非アクティブなプロファイルをデータ・ソースから取得します。profileAuthenticationOptionパラメータでは、匿名プロファイルのみ、認証されたプロファイルのみ、またはすべてのプロファイルのいずれを検索するかを指定します。OracleProfileProviderオブジェクトでは、LIKEキーワードを使用して指定されたuserNameパラメータの一致が検索され、パーセント記号(%)を使用したワイルドカード文字がサポートされます。このメソッドでは、最後のアクティビティ日時が指定されたinactiveSinceDateTimeパラメータ値またはそれより前であるプロファイルが取得されます。
このメソッドから戻される結果は、pageIndexパラメータとpageSizeパラメータによって制約されます。pageSizeパラメータは、ProfileInfoCollectionオブジェクトで戻すProfileInfoオブジェクトの数を示します。pageIndexパラメータは、結果のどのページを戻すかを示します。totalRecordsパラメータは、userNameパラメータおよびinactiveSinceDateTimeパラメータに一致する非アクティブなユーザー・プロファイルの総数を表す出力パラメータです。
このメソッドは、指定されたユーザー名のプロファイル情報を取得します。
宣言
// C# public override ProfileInfoCollection FindProfilesByUserName (ProfileAuthenticationOption profileAuthenticationOption, string userName, int pageIndex, int pageSize, out int totalRecords);
パラメータ
profileAuthenticationOption
アクティブなプロファイルを見つけるために検索するAnonymous、AuthenticatedまたはAllプロファイル。
userName
照合するユーザー名。
pageIndex
結果ページのゼロベース索引。
pageSize
結果ページのページ・サイズ。
totalRecords
プロファイルの総数。
戻り値
ユーザー名が指定されたユーザー名に一致するユーザー・プロファイルを含むProfileInfoCollectionオブジェクト。
例外
ArgumentException - 次のいずれかの条件が存在します。
userNameパラメータが空の文字列であるか、256文字を超えています。
pageSizeパラメータ値が1未満です。
pageIndexパラメータ値が0未満であるか、pageIndexにpageSizeを乗算した値がInt32.MaxValueを超えています。
ArgumentNullException - userNameパラメータがnull参照です。
備考
このメソッドは、構成ファイルのapplicationName属性で指定されたアプリケーションについて、データ・ソースからプロファイルを取得します。profileAuthenticationOptionパラメータでは、匿名プロファイルのみ、認証されたプロファイルのみ、またはすべてのプロファイルのいずれを検索するかを指定します。OracleProfileProviderオブジェクトでは、LIKEキーワードを使用して指定されたuserNameパラメータの一致が検索され、パーセント記号(%)を使用したワイルドカード文字がサポートされます。
このメソッドから戻される結果は、pageIndexパラメータとpageSizeパラメータによって制約されます。pageSizeパラメータは、ProfileInfoCollectionオブジェクトで戻すProfileInfoオブジェクトの数を示します。pageIndexパラメータは、結果のどのページを戻すかを示します。totalRecordsパラメータは、userNameパラメータに一致する非アクティブなユーザー・プロファイルの総数を表す出力パラメータです。
このメソッドは、最後のアクティビティ日が指定された日時またはそれより前であるプロファイルのプロファイル情報をすべて取得します。
宣言
// C# public override ProfileInfoCollection GetAllInactiveProfiles (ProfileAuthenticationOption profileAuthenticationOption, DateTime inactiveSinceDateTime, int pageIndex, int pageSize, out int totalRecords);
パラメータ
profileAuthenticationOption
検索するAnonymous、AuthenticatedまたはAllプロファイル。
inactiveSinceDateTime
非アクティブなプロファイルを示す中断日時。
pageIndex
結果ページのゼロベース索引。
pageSize
結果ページのページ・サイズ。
totalRecords
プロファイルの総数。
戻り値
指定された非アクティブな日時に一致する非アクティブ・ユーザー・プロファイルを含むProfileInfoCollectionオブジェクト。
例外
ArgumentException - 次のいずれかの条件が存在します。
pageSizeパラメータ値が1未満です。
pageIndexパラメータ値が0未満であるか、pageIndexにpageSizeを乗算した値がInt32.MaxValueを超えています。
備考
このメソッドは、構成ファイルのapplicationName属性で指定されたアプリケーションについて、非アクティブなプロファイルをデータ・ソースから取得します。profileAuthenticationOptionパラメータでは、匿名プロファイルのみ、認証されたプロファイルのみ、またはすべてのプロファイルのいずれを検索するかを指定します。このメソッドでは、最後のアクティビティ日時が指定されたinactiveSinceDateTimeパラメータ値またはそれより前であるプロファイルが取得されます。
戻される結果は、pageIndexパラメータとpageSizeパラメータによって制約されます。pageSizeパラメータは、ProfileInfoCollectionオブジェクトで戻すProfileInfoオブジェクトの数を示します。pageIndexパラメータは、結果のどのページを戻すかを示します。値はゼロベースであるため、ゼロは最初のページを示します。totalRecordsパラメータは、inactiveSinceDateTimeパラメータに一致した非アクティブ・ユーザーの総数を表す出力パラメータです。
このメソッドは、すべてのプロファイル情報をデータ・ソースから取得します。
宣言
// C# public override ProfileInfoCollection GetAllProfiles(ProfileAuthenticationOption profileAuthenticationOption, int pageIndex, int pageSize, out int totalRecords);
パラメータ
profileAuthenticationOption
検索するAnonymous、AuthenticatedまたはAllプロファイル。
pageIndex
結果ページの0ベース索引。
pageSize
結果ページのページ・サイズ
totalRecords
プロファイルの総数。
戻り値
データ・ソースからのすべてのユーザー・プロファイルを含むProfileInfoCollectionオブジェクト。
例外
ArgumentException - 次のいずれかの条件が存在します。
pageSizeパラメータが1未満です。
pageIndexパラメータが0未満であるか、pageIndexにpageSizeを乗算した値がInt32.MaxValueを超えています。
備考
このメソッドは、構成ファイルのapplicationName属性で指定されたアプリケーションについて、すべてのプロファイルをデータ・ソースから取得します。profileAuthenticationOptionパラメータでは、匿名プロファイルのみ、認証されたプロファイルのみ、またはすべてのプロファイルのいずれを検索するかを指定します。
戻される結果は、pageIndexパラメータとpageSizeパラメータによって制約されます。pageSizeパラメータは、ProfileInfoCollectionオブジェクトで戻すProfileInfoオブジェクトの数を示します。pageIndexパラメータは、結果のどのページを戻すかを示します。totalRecordsパラメータは、取得したユーザーの総数を表す出力パラメータです。
このメソッドは、最後のアクティビティ日が指定された日時またはそれより前であるすべてのプロファイルの数を戻します。
宣言
// C# public override int GetNumberOfInactiveProfiles (ProfileAuthenticationOption profileAuthenticationOption, DateTime inactiveSinceDateTime);
パラメータ
profileAuthenticationOption
検索するAnonymous、AuthenticatedまたはAllプロファイル。
inactiveSinceDateTime
プロファイルが非アクティブであることを示す中断日時。
戻り値
指定された非アクティブ日時に一致するユーザー・プロファイル数を示す整数値。
備考
このメソッドは、構成ファイルのapplicationName属性で指定されたアプリケーションについて、非アクティブなプロファイルの数をデータ・ソースから戻します。profileAuthenticationOptionパラメータでは、匿名プロファイルのみ、認証されたプロファイルのみ、またはすべてのプロファイルのいずれを検索するかを指定します。検索されたユーザー・プロファイルのうち、最後のアクティビティ日時が指定されたinactiveSinceDateTimeパラメータ値またはそれより前であるプロファイルが数えられます。
このメソッドは、プロファイルのプロパティと値をOracleプロファイル・データベースから取得します。
宣言
// C# public override SettingsPropertyValueCollection GetPropertyValues(SettingsContext settingsContext, SettingsPropertyCollection settingsPropertyCollection);
パラメータ
settingsContext
ユーザー・プロファイル情報を含むSettingsContextオブジェクト。
settingsPropertyCollection
取得するプロパティのプロファイル情報を含むSettingsPropertyCollectionオブジェクト。
戻り値
プロファイル・プロパティ情報と値を含むSettingsPropertyValueCollectionオブジェクト。
備考
このメソッドは、コンテキストで指定されたユーザー・プロファイルについて、プロファイルのプロパティと値をOracleデータベースから取得します。プロファイルのプロパティと値は、SettingsPropertyValueオブジェクトのコレクションとして戻されます。
このメソッドは、OracleProfileProviderインスタンスを、ASP.NETアプリケーション構成ファイル(web.config)で指定されたプロパティ値で初期化します。
宣言
// C# public override void Initialize(string name, NameValueCollection config);
パラメータ
name
初期化するOracleProfileProviderインスタンスの名前。
config
プロバイダの構成で指定されているプロバイダ固有属性を表す名前/値のペアのコレクション。
例外
ArgumentNullException - configパラメータがnull参照です。
HttpException - 現在の信頼レベルが「低」未満です。
InvalidOperationException - すでに初期化されているプロバイダに対してInitializeメソッドを呼び出そうとしました。
ArgumentNullException - configパラメータがnullです。
System.Configuration.Provider.ProviderException - 次のいずれかの条件がアプリケーション構成ファイルに当てはまります。
connectionStringName属性が空であるか、アプリケーション構成ファイルに存在しません。
connectionStringName属性の接続文字列の値が空であるか、指定されたconnectionStringName値がアプリケーション構成ファイルに存在しません。
applicationName属性値が256文字を超えています。
このOracleProfileProviderインスタンスのアプリケーション構成ファイルには、認識されていない属性が含まれます。
備考
Initializeメソッドは、マシン構成ファイル(machine.config)またはASP.NETアプリケーション構成ファイル(web.config)で指定されたプロバイダ固有の値とオプションを含む、プロバイダ・インスタンスのオプションとプロパティ値を設定します。
Initializeメソッドは、アプリケーションによって直接呼び出されることを意図していません。
このメソッドは、指定されたプロファイル・プロパティ値でOracleプロファイル・データベースを更新します。
宣言
// C# public override void SetPropertyValues(SettingsContext settingsContext, SettingsPropertyValueCollection settingsPropertyValueCollection);
パラメータ
settingsContext
ユーザー・プロファイル情報を含むSettingsContextオブジェクト。
settingsPropertyValueCollection
ユーザー・プロファイル・プロパティを更新するためのプロファイル情報と値を含むSettingsPropertyValueCollectionオブジェクト。
備考
ASP.NETプロファイル・サービスは、このメソッドを使用して、コンテキストで指定されたユーザー・プロファイルについて、Oracleデータベースに格納されたプロファイルのプロパティと値を更新します。プロパティ値は、構成ファイルのapplicationName属性で指定されたアプリケーションのデータ・ソースに設定されます。更新されるプロファイルのプロパティと値はSettingsPropertyValueオブジェクトのコレクションとして指定されます。