アクティビティの監視ページにアクセスすることにより、ワークスペース内の開発者アクティビティおよび変更を監視できます。アクティビティの監視ページにはページ・ビューやアプリケーションに対する変更を追跡する20種以上のレポートがあり、このレポートにはログイン試行回数や外部アクセス・カウントが含まれます。
このセクションの構成は次のとおりです。
参照: 「開発インスタンス間のアクティビティの監視」およびOracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「APEX_ACTIVITY_LOGを使用したカスタム・アクティビティ・レポートの作成」 |
アクティビティの監視ページから開発者アクティビティおよびアプリケーション変更情報を表示するには、次のステップを実行します。
「ワークスペース」ホームページにナビゲートします。
「管理」リストで、「アクティビティの監視」をクリックします。
アクティビティの監視ページには、アクティビティ・レポートが次のセクションに分かれて表示されます。
ページ・ビュー - ビュー別、ユーザー別、アプリケーション別、またはアプリケーションとページ別に構成されるページ・ビューのレポートが含まれます。
ページ・ビューの分析 - アプリケーション別のトップ・ページ・ビューなどのページ・ビューを分析するレポートが含まれます。
環境 - ユーザー・エージェント別、ブラウザ別、外部アクセス別またはオペレーティング・システム別に構成される環境のレポートが含まれます。
アプリケーション変更 - アプリケーションの変更を開発者別、日別、およびアプリケーション別に追跡したレポートが含まれます。
セッション - アクティブ・セッションと現行のワークスペースがリストされます。
ログイン試行回数 - ログイン試行回数がリストされたレポートが含まれます。
このレポートには次へのログインが含まれます。
Oracle Application Express管理サービスまたはOracle Application Expressのログイン・ページを介したApplication Expressの環境
Application Expressの組込みセッション管理機能を使用して開発したアプリケーション
確認するレポートを選択します。
「開発者ごとのアプリケーション変更」レポートには、変更されたページ数が開発者ごとに表示され、棒グラフまたは円グラフでグラフィカルに示されます。
開発者ごとにアプリケーションの変更を表示するには、次のステップを実行します。
「ワークスペース」ホームページにナビゲートします。
「管理」リストで、「アクティビティの監視」をクリックします。
「アプリケーション変更」で、「開発者別」を選択します。
「時間」リストから時間枠を指定して、「実行」をクリックします。
データを棒グラフで表示するには、「開発者別の変更の棒グラフ」を選択します。データを円グラフで表示するには、「開発者別の変更の円グラフ」を選択します。
追加の詳細情報を表示するには、ユーザーIDを選択します。
詳細レポートに、アプリケーション、日付、コンポーネントおよびユーザー別アクションが表示されます。
「日別のアプリケーション変更」レポートには、アプリケーション変更数の日別の概要が表示されます。オプションでこの情報を月別または開発者別、あるいは折れ線グラフで表示できます。
日別にアプリケーションの変更を表示するには、次のステップを実行します。
「ワークスペース」ホームページにナビゲートします。
「管理」リストで、「アクティビティの監視」をクリックします。
「アプリケーション変更」で「日別」または「日別(月表示)」をクリックします。
日別のアプリケーション変更ページが表示されます。
該当するレポートを選択します。
月表示: アプリケーション変更の日別リストをカレンダ形式で表示します。
レポート: アプリケーション変更の日別レポートが含まれます。
折れ線グラフ: アプリケーション変更の折れ線グラフを表示します。デフォルトではすべての開発者が選択されます。特定の開発者のみを表示するには、「開発者」リストから選択して「実行」をクリックします。
開発者別のレポート: 開発者別のアプリケーションの変更が表示されます。「時間」リストから選択し、「実行」をクリックすることで時間枠を指定します。詳細を表示するには、開発者を選択します。レポートをダウンロードするには、レポート下部の「ダウンロード」リンクをクリックします。
セッションは、ページ・ビュー間で永続性(またはステートフルな動作)を確立する論理的な構成体です。「アクティブ・セッション」レポートには、アクティブ・セッションが現行のワークスペースとともにリストされます。
アプリケーションが実行しているかどうかにかかわらず、Application ExpressエンジンはOracle Application Expressスキーマにあるデータベース表のレコードを保持します。この表には、数値識別子(またはセッションID)、認証された(またはパブリックの)ユーザー識別子、作成日およびその他の情報が記録されます。セッションは、ページ・リクエスト間のセッション・ステートまたは永続性を有効にする重要なレコードです。「アクティブ・セッション」レポートを表示することで、開発者または管理者はワークスペースにおけるアプリケーションの使用者を確認できます。アクティブ・セッションとは、セッション表からまだ消去されていないセッションです。DBMSジョブが8時間ごとに実行され、24時間経過したセッション・レコードを消去します。
参照: Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「セッションの概要」 |
アクティブ・セッションの詳細を表示するには、次のステップを実行します。
「ワークスペース」ホームページにナビゲートします。
「管理」リストで、「アクティビティの監視」をクリックします。
「セッション」で、「アクティブ・セッション」を選択します。
セッションの詳細ページを表示するには、セッションIDをクリックします。