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Oracle® Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド
リリース3.2
B53794-04
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DMLロックについて

自動的なデータ操作言語(DML)が表内の行を更新または削除するためにOracle Application Expressで使用される場合、トランザクションが開始されるとまず行をロックし、ページに表示されてから変更されたかどうかを確認して、最後に行に対するUPDATEまたはDELETE文を発行します。

行のロックが頻繁に発生する一部の環境では、DML操作を制御してDML操作が次の状態かどうかを判別する場合があります。

APEX_DML_LOCK_WAIT_TIMEについて

アプリケーション置換文字列、アプリケーション・アイテムまたはページ・アイテムの値をAPEX_DML_LOCK_WAIT_TIMEに設定すると、DML操作を制御できます。サポートされている値は次のとおりです。

アプリケーションで設定する場合、APEX_DML_LOCK_WAIT_TIMEの値はアプリケーション全体の自動DMLを使用するすべてのUPDATEおよびDELETE DML操作に適用されます。特定の自動DMLプロセスを制御するには、自動DMLプロセスの前にAPEX_DML_LOCK_WAIT_TIMEの値を更新して、自動DMLプロセスの後にリセットします。これは、表形式フォームを使用した更新および削除には影響しないことに注意してください。

FSP_DML_LOCK_ROWについて

アプリケーション置換文字列、アプリケーション・アイテムまたはページ・アイテムの値をFSP_DML_LOCK_ROWに設定して、DML操作を制御することもできます。サポートされている値は次のとおりです。