APEX_ITEMパッケージを使用すると、ページごとに個別にアイテムを作成するかわりに、SQL問合せに基づいてフォーム要素を動的に作成できます。
このセクションの内容は次のとおりです。
このファンクションはチェック・ボックスを作成します。
構文
APEX_ITEM.CHECKBOX(
p_idx IN NUMBER,
p_value IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_attributes IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_checked_values IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_checked_values_delimitor IN VARCHAR2 DEFAULT ':',
p_item_id IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_item_label IN VARCHAR2 DEFAULT NULL)
RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表3-1に、CHECKBOXファンクションで使用可能なパラメータを示します。
表3-1 CHECKBOXのパラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
どの |
|
|
チェック・ボックス、非表示フィールドまたは入力フォーム・アイテムの値 |
|
|
HTMLタグ属性を制御(無効にするなど)します。 |
|
|
デフォルトで選択される値 |
|
|
前述のパラメータ |
|
|
|
|
|
アイテムに対して作成された非表示のラベル |
デフォルトのチェック・ボックスの動作
次の例に、emp表の各従業員に対して選択された状態のチェック・ボックスを作成する方法を示します。
SELECT APEX_ITEM.CHECKBOX(1,empno,'CHECKED') "Select",
ename, job
FROM emp
ORDER BY 1
次の例に、従業員のすべてのチェック・ボックスが選択されていない状態で表示する方法を示します。
SELECT APEX_ITEM.CHECKBOX(1,empno) "Select",
ename, job
FROM emp
ORDER BY 1
次の例に、部門10の従業員のチェック・ボックスを選択する方法を示します。
SELECT APEX_ITEM.CHECKBOX(1,empno,DECODE(deptno,10,'CHECKED',NULL)) "Select",
ename, job
FROM emp
ORDER BY 1
次の例に、部門10または20の従業員のチェック・ボックスを選択する方法を示します。
SELECT APEX_ITEM.CHECKBOX(1,deptno,NULL,'10:20',':') "Select",
ename, job
FROM emp
ORDER BY 1
送信時プロセスの作成
アプリケーションでチェック・ボックスを使用する場合、送信時プロセスを作成して、選択した行で特定のタイプのアクションを実行する必要がある場合があります。たとえば、次のロジックを使用する「削除」ボタンを使用できます。
SELECT APEX_ITEM.CHECKBOX(1,empno) "Select",
ename, job
FROM emp
ORDER by 1
次に送信時プロセスの例を示します。
FOR I in 1..APEX_APPLICATION.G_F01.COUNT LOOP
DELETE FROM emp WHERE empno = to_number(APEX_APPLICATION.G_F01(i));
END LOOP;
次の例に、一意のIDを使用して、emp表の各従業員に対して未選択のチェック・ボックスを作成する方法を示します。この操作は、JavaScriptコード内からレコードを参照する場合に有効です。
SELECT APEX_ITEM.CHECKBOX(1,empno,NULL,NULL,NULL,'f01_#ROWNUM#') "Select",
ename, job
FROM emp
ORDER BY 1
日付フィールドを含むフォームでこのファンクションを使用します。DATE_POPUPファンクションは、ポップアップ・カレンダのボタンが付いた日時フィールドを動的に生成します。
構文
APEX_ITEM.DATE_POPUP(
p_idx IN NUMBER,
p_row IN NUMBER,
p_value IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_date_format IN DATE DEFAULT 'DD-MON-YYYY',
p_size IN NUMBER DEFAULT 20,
p_maxlength IN NUMBER DEFAULT 2000,
p_attributes IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_item_id IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_item_label IN VARCHAR2 DEFAULT NULL)
RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表3-2に、DATE_POPUPファンクションで使用可能なパラメータを示します。
表3-2 DATE_POPUPのパラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
どの |
|
|
このパラメータは非推奨です。この値を指定しても無視されます。 |
|
|
フィールド・アイテムの値 |
|
|
有効なデータベースの日付書式 |
|
|
HTMLタグ属性を制御(無効にするなど)します。 |
|
|
入力可能な最大文字数を決定します。 |
|
|
追加するHTMLパラメータ |
|
|
|
|
|
アイテムに対して作成された非表示のラベル |
|
参照: TO_CHARまたはTO_DATEファンクションの詳細は、Oracle Database SQL言語リファレンスを参照してください。 |
例
次の例に、APEX_ITEM.DATE_POPUPを使用して、hiredate列のポップアップ・カレンダのボタンを作成する方法を示します。
SELECT
empno,
APEX_ITEM.HIDDEN(1,empno)||
APEX_ITEM.TEXT(2,ename) ename,
APEX_ITEM.TEXT(3,job) job,
mgr,
APEX_ITEM.DATE_POPUP(4,rownum,hiredate,'dd-mon-yyyy') hd,
APEX_ITEM.TEXT(5,sal) sal,
APEX_ITEM.TEXT(6,comm) comm,
deptno
FROM emp
ORDER BY 1
このファンクションを使用して、アイテムをテキストとして表示します。ただし、その値はセッション・ステートに保存されます。
構文
APEX_ITEM.DISPLAY_AND_SAVE(
p_idx IN NUMBER,
p_value IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_item_id IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_item_label IN VARCHAR2 DEFAULT NULL)
RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表3-3に、DISPLAY_AND_SAVEファンクションで使用可能なパラメータを示します。
表3-3 DISPLAY_AND_SAVEのパラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
どの |
|
|
現在の値 |
|
|
|
|
|
アイテムに対して作成された非表示のラベル |
例
次の例に、APEX_ITEM.DISPLAY_AND_SAVEファンクションの使用方法を示します。
SELECT APEX_ITEM.DISPLAY_AND_SAVE(10,empno) c FROM emp
このファンクションは、非表示のフォーム・アイテムを動的に生成します。
構文
APEX_ITEM.HIDDEN(
p_idx IN NUMBER,
p_value IN VARCHAR2 DEFAULT
p_attributes IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_item_id IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_item_label IN VARCHAR2 DEFAULT NULL
) RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表3-4に、HIDDENファンクションで使用可能なパラメータを示します。
表3-4 HIDDENのパラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
生成するアイテムの識別番号。この番号によって、どの |
|
|
非表示の入力フォーム・アイテムの値 |
|
|
追加するHTMLパラメータ |
|
|
|
|
|
アイテムに対して作成された非表示のラベル |
例
通常、表の主キーは非表示列として格納され、後続の更新処理で使用されます。次に例を示します。
SELECT
empno,
APEX_ITEM.HIDDEN(1,empno)||
APEX_ITEM.TEXT(2,ename) ename,
APEX_ITEM.TEXT(3,job) job,
mgr,
APEX_ITEM.DATE_POPUP(4,rownum,hiredate,'dd-mon-yyyy') hiredate,
APEX_ITEM.TEXT(5,sal) sal,
APEX_ITEM.TEXT(6,comm) comm,
deptno
FROM emp
ORDER BY 1
前述の問合せは、次のページ・プロセスを使用して結果を処理します。
BEGIN
FOR i IN 1..APEX_APPLICATION.G_F01.COUNT LOOP
UPDATE emp
SET
ename=APEX_APPLICATION.G_F02(i),
job=APEX_APPLICATION.G_F03(i),
hiredate=to_date(APEX_APPLICATION.G_F04(i),'dd-mon-yyyy'),
sal=APEX_APPLICATION.G_F05(i),
comm=APEX_APPLICATION.G_F06(i)
WHERE empno=to_number(APEX_APPLICATION.G_F01(i));
END LOOP;
END;
G_F01列(非表示のEMPNOに対応)は、各行を更新するキーとして使用されることに注意してください。
このファンクションは、ロストした更新の検出に使用されます。ロストした更新の検出によって、データに同時にアクセスできる複数のアプリケーションのデータの整合性が保証されます。
このファンクションは、fcsと等しい名前属性を持つ非表示のフォーム・フィールドを生成し、50個の入力値を含みます。APEX_ITEM.MD5_CHECKSUMでも、Oracle DatabaseのDBMS_OBFUSCATION_TOOLKITを使用して、MD5チェックサムが生成されます。
UTL_RAW.CAST_TO_RAW(DBMS_OBFUSCATION_TOOLKIT.MD5())
MD5チェックサムでは、データがネットワークを介して転送される際に、ハッシュやシーケンスによってデータ整合性が確保され、データが改ざんまたは盗用されていないことが保証されます。
構文
APEX_ITEM.MD5_CHECKSUM(
p_value01 IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_value02 IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_value03 IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
...
p_value50 IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_col_sep IN VARCHAR2 DEFAULT '|')
RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表3-5に、MD5_CHECKSUMファンクションで使用可能なパラメータを示します。
表3-5 MD5_CHECKSUMのパラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
...
|
50個の値が入力可能です。このパラメータを指定しない場合、デフォルトはNULLになります |
|
|
|
例
このファンクションは、fcsという名前をもつ非表示のフォーム要素を生成します。その後、値にはAPEX_APPLICATION.G_FCS配列を介してアクセスできます。
SELECT APEX_ITEM.MD5_CHECKSUM(ename,job,sal) md5_cks,
ename, job, sal
FROM emp
このファンクションは、ロストした更新の検出に使用されます。ロストした更新の検出によって、データに同時にアクセスできる複数のアプリケーションのデータの整合性が保証されます。
このファンクションは、非表示のフォーム・フィールドを作成し、50個の入力値を含みます。APEX_ITEM.MD5_HIDDENでも、Oracle DatabaseのDBMS_OBFUSCATION_TOOLKITを使用して、MD5チェックサムが生成されます。
UTL_RAW.CAST_TO_RAW(DBMS_OBFUSCATION_TOOLKIT.MD5())
MD5チェックサムでは、データがネットワークを介して転送される際に、ハッシュやシーケンスによってデータ整合性が確保され、データが改ざんまたは盗用されていないことが保証されます。
構文
APEX_ITEM.MD5_HIDDEN(
p_idx IN NUMBER,
p_value01 IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_value02 IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_value03 IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
...
p_value50 IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_col_sep IN VARCHAR2 DEFAULT '|')
RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表3-6に、MD5_HIDDENファンクションで使用可能なパラメータを示します。
表3-6 MD5_HIDDENのパラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
生成されるフォーム要素を示します。たとえば、1は |
|
...
|
50個の値が入力可能です。このパラメータを指定しない場合、デフォルトはNULLになります |
|
|
|
例
p_idxパラメータは生成されるFXXフォーム要素を指定します。次の例では、7はF07を生成します。また、HTML非表示フォーム要素が生成されることにも注意してください。
SELECT APEX_ITEM.MD5_HIDDEN(7,ename,job,sal)md5_h, ename, job, sal FROM emp
このファンクションは、アプリケーションの共有値リスト(LOV)からHTMLポップアップ選択リストを生成します。APEX_ITEMパッケージで使用可能な他のファンクションと同様に、POPUP_FROM_LOVファンクションは、F01からF50のフォームの配列要素でフォームを生成するように設計されています。
構文
APEX_ITEM.POPUP_FROM_LOV(
p_idx IN NUMBER,
p_value IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_lov_name IN VARCHAR2,
p_width IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_max_length IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_form_index IN VARCHAR2 DEFAULT '0',
p_escape_html IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_max_elements IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_attributes IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_ok_to_query IN VARCHAR2 DEFAULT 'YES',
p_item_id IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_item_label IN VARCHAR2 DEFAULT NULL)
RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表3-7に、POPUP_FROM_LOVファンクションで使用可能なパラメータを示します。
表3-7 POPUP_FROM_LOVのパラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
フォーム要素名。たとえば、 |
|
|
フォーム要素の現行の値。この値は、 |
|
|
このポップアップで使用される名前付きLOV |
|
|
テキスト・ボックスの幅 |
|
|
テキスト・ボックスに入力可能な最大文字数 |
|
|
アイテムが含まれるページのHTMLフォーム。デフォルトは0ですが、ほとんど使用しません。 このパラメータは、ページ・テンプレートにカスタム・フォーム(別のWebサイトにポストする検索フィールドなど)を埋め込む必要がある場合にのみ使用します。このフォームが |
|
|
同等のものにエスケープする必要がある特殊文字の置換文字。
値の範囲は |
|
|
問合せで戻せる行数の制限。ユーザー検索によるパフォーマンスの影響を制限します。このパラメータに値を入力することで、ユーザーがより限定された結果セットを検索するように強制できます。 |
|
|
フォーム・アイテムで使用する追加のHTML属性。 |
|
|
値の範囲は |
|
|
フォーム要素のID属性。 |
|
|
アイテムに対して作成された非表示のラベル。 |
例
次の例に、DEPT_LOVというLOVからポップアップを生成する問合せの例を示します。
SELECT APEX_ITEM.POPUP_FROM_LOV (1,deptno,'DEPT_LOV') dt FROM emp
このファンクションは問合せからHTMLポップアップ選択リストを生成します。APEX_ITEMパッケージで使用可能な他のファンクションと同様に、POPUP_FROM_QUERYファンクションは、F01からF50のフォームの配列要素でフォームを生成するように設計されています。
構文
APEX_ITEM.POPUP_FROM_QUERY(
p_idx IN NUMBER,
p_value IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_lov_query IN VARCHAR2,
p_width IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_max_length IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_form_index IN VARCHAR2 DEFAULT '0',
p_escape_html IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_max_elements IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_attributes IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_ok_to_query IN VARCHAR2 DEFAULT 'YES',
p_item_id IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_item_label IN VARCHAR2 DEFAULT NULL)
RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表3-8に、POPUP_FROM_QUERYファンクションで使用可能なパラメータを示します。
表3-8 POPUP_FROM_QUERYのパラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
フォーム要素名。たとえば、 |
|
|
フォーム要素の現行の値。この値は、 |
|
|
2つの列(表示列および戻り列)を選択するSQL問合せ。次に例を示します。 SELECT dname, deptno FROM dept |
|
|
テキスト・ボックスの幅。 |
|
|
テキスト・ボックスに入力可能な最大文字数。 |
|
|
アイテムが含まれるページのHTMLフォーム。デフォルトは0ですが、ほとんど使用しません。 このパラメータは、ページ・テンプレートにカスタム・フォーム(別のWebサイトにポストする検索フィールドなど)を埋め込む必要がある場合にのみ使用します。このフォームが |
|
|
同等のものにエスケープする必要がある特殊文字の置換文字。
値の範囲は |
|
|
問合せで戻せる行数の制限。ユーザー検索によるパフォーマンスの影響を制限します。このパラメータに値を入力することで、ユーザーがより限定された結果セットを検索するように強制できます。 |
|
|
フォーム・アイテムで使用する追加のHTML属性。 |
|
|
値の範囲は |
|
|
フォーム要素のID属性。 |
|
|
アイテムに対して作成された非表示のラベル。 |
例
次の例に、emp表からポップアップ選択リストを生成する問合せの例を示します。
SELECT APEX_ITEM.POPUP_FROM_QUERY (1,deptno,'SELECT dname, deptno FROM dept') dt FROM emp
このファンクションは、共有LOVからポップアップ・キー選択リストを生成します。APEX_ITEMパッケージで使用可能な他のファンクションと同様に、POPUPKEY_FROM_LOVファンクションは、F01からF50のフォームの配列要素でフォームを生成するように設計されています。
構文
APEX_ITEM.POPUPKEY_FROM_LOV(
p_idx IN NUMBER,
p_value IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_lov_name IN VARCHAR2,
p_width IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_max_length IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_form_index IN VARCHAR2 DEFAULT '0',
p_escape_html IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_max_elements IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_attributes IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_ok_to_query IN VARCHAR2 DEFAULT 'YES',
p_item_id IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_item_label IN VARCHAR2 DEFAULT NULL)
RETURN VARCHAR2;
ポップアップに関連付けられたテキスト・フィールドはLOV問合せの1列目に表示されますが、実際の値は問合せの2列目で指定されます。
パラメータ
表3-9に、POPUPKEY_FROM_LOVファンクションで使用可能なパラメータを示します。
表3-9 POPUPKEY_FROM_LOVのパラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
フォーム要素名を示します。たとえば、
SELECT APEX_ITEM.POPUPKEY_FROM_LOV (1,deptno,'DEPT') dt, APEX_ITEM.HIDDEN(3,empno) eno |
|
|
現行の値を示します。この値は、 |
|
|
このポップアップで使用される名前付きLOVを示します。 |
|
|
テキスト・ボックスの幅。 |
|
|
テキスト・ボックスに入力可能な最大文字数。 |
|
|
アイテムが含まれるページのHTMLフォーム。デフォルトは0ですが、ほとんど使用しません。 このパラメータは、ページ・テンプレートにカスタム・フォーム(別のWebサイトにポストする検索フィールドなど)を埋め込む必要がある場合にのみ使用します。このフォームが |
|
|
同等のものにエスケープする必要がある特殊文字の置換文字。
このパラメータは、問合せが無効なHTMLを戻すことがわかっている場合に有効です。 |
|
|
問合せで戻せる行数の制限。ユーザー検索によるパフォーマンスの影響を制限します。このパラメータに値を入力することで、ユーザーがより限定された結果セットを検索するように強制できます。 |
|
|
フォーム・アイテムで使用する追加のHTML属性。 |
|
|
値の範囲は |
|
|
<input>タグのHTML属性のID |
|
|
アイテムに対して作成された非表示のラベル |
例
次の例に、共有LOVからポップアップ・キー選択リストを生成する方法を示します。
SELECT APEX_ITEM.POPUPKEY_FROM_LOV (1,deptno,'DEPT') dt FROM emp
このファンクションは、SQL問合せからポップアップ・キー選択リストを生成します。APEX_ITEMパッケージで使用可能な他のファンクションと同様に、POPUPKEY_FROM_QUERYファンクションは、F01からF50のフォームの配列要素でフォームを生成するように設計されています。
構文
APEX_ITEM.POPUPKEY_FROM_QUERY(
p_idx IN NUMBER,
p_value IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_lov_query IN VARCHAR2,
p_width IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_max_length IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_form_index IN VARCHAR2 DEFAULT '0',
p_escape_html IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_max_elements IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_attributes IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_ok_to_query IN VARCHAR2 DEFAULT 'YES',
p_item_id IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_item_label IN VARCHAR2 DEFAULT NULL)
RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表3-10に、POPUPKEY_FROM_QUERYファンクションで使用可能なパラメータを示します。
表3-10 POPUPKEY_FROM_QUERYのパラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
フォーム要素名。たとえば、
SELECT APEX_ITEM.POPUPKEY_FROM_QUERY (1,deptno,'SELECT dname, deptno FROM dept') dt, APEX_ITEM.HIDDEN(3,empno) eno |
|
|
フォーム要素の現行の値。この値は、 |
|
|
このポップアップで使用されるLOV問合せ。 |
|
|
テキスト・ボックスの幅。 |
|
|
テキスト・ボックスに入力可能な最大文字数。 |
|
|
アイテムが含まれるページのHTMLフォーム。デフォルトは0ですが、ほとんど使用しません。 このパラメータは、ページ・テンプレートにカスタム・フォーム(別のWebサイトにポストする検索フィールドなど)を埋め込む必要がある場合にのみ使用します。このフォームが |
|
|
同等のものにエスケープする必要がある特殊文字の置換文字。
このパラメータは、問合せが無効なHTMLを戻すことがわかっている場合に有効です。 |
|
|
問合せで戻せる行数の制限。ユーザー検索によるパフォーマンスの影響を制限します。このパラメータに値を入力することで、ユーザーがより限定された結果セットを検索するように強制できます。 |
|
|
フォーム・アイテムで使用する追加のHTML属性。 |
|
|
値の範囲は |
|
|
フォーム要素のID属性。 |
|
|
アイテムに対して作成された非表示のラベル。 |
例
次の例に、SQL問合せからポップアップ選択リストを生成する方法を示します。
SELECT APEX_ITEM.POPUPKEY_FROM_QUERY (1,deptno,'SELECT dname, deptno FROM dept') dt FROM emp
このファンクションは、SQL問合せからラジオ・グループを生成します。
構文
APEX_ITEM.RADIOGROUP(
p_idx IN NUMBER,
p_value IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_selected_value IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_display IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_attributes IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_onblur IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_onchange IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_onfocus IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_item_id IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_item_label IN VARCHAR2 DEFAULT NULL)
RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表3-11に、RADIOGROUPファンクションで使用可能なパラメータを示します。
表3-11 RADIOGROUPのパラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
どの |
|
|
ラジオ・グループの値。 |
|
|
選択される値。 |
|
|
ラジオ・オプションの横に表示されるテキスト。 |
|
|
追加するHTMLパラメータ。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<input>タグのHTML属性のID |
|
|
アイテムに対して作成された非表示のラベル |
例
次の例に、ラジオ・グループのデフォルトとしてemp表から部門20を選択する方法を示します。
SELECT APEX_ITEM.RADIOGROUP (1,deptno,'20',dname) dt FROM dept ORDER BY 1
このファンクションは、静的選択リストを動的に生成します。APEX_ITEMパッケージで使用可能な他のファンクションと同様に、これらの選択リストのファンクションはF01からF50のフォームの配列要素でフォームを生成するように設計されています。
構文
APEX_ITEM.SELECT_LIST(
p_idx IN NUMBER,
p_value IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_list_values IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_attributes IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_show_null IN VARCHAR2 DEFAULT 'NO',
p_null_value IN VARCHAR2 DEFAULT '%NULL%',
p_null_text IN VARCHAR2 DEFAULT '%',
p_item_id IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_item_label IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_show_extra IN VARCHAR2 DEFAULT 'YES')
RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表3-12に、SELECT_LISTファンクションで使用可能なパラメータを示します。
表3-12 SELECT_LISTのパラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
フォーム要素名。たとえば、 |
|
|
現在の値。この値は |
|
|
カンマで区切られた静的値のリスト。表示される値および戻される値はセミコロンで区切られます。 これは、 |
|
|
追加するHTMLパラメータ。 |
|
|
NULLの選択を有効にするための追加の選択オプション。値の範囲は |
|
|
ユーザーがNULLのオプションを選択すると戻される値。 |
|
|
ユーザーがNULLのオプションを選択すると表示される値。 |
|
|
|
|
|
アイテムに対して作成された非表示のラベル。 |
|
|
p_valueの値が選択リストで指定されていない場合でも、 現在の値を表示します。 |
例
次の例に、Yesを表示し、Yを戻し、Yをデフォルトとし、F01のフォームのアイテムを生成する静的選択リストを示します。
SELECT APEX_ITEM.SELECT_LIST(1,'Y','Yes;Y,No;N')yn FROM emp
次の例に、APEX_ITEM.SELECT_LISTを使用して、次に示す条件で静的選択リストを生成する方法を示します。
フォーム配列要素F03が生成される(p_idxパラメータ)。
各要素の初期値がempの行のdeptnoの値と等しくなる(p_valueパラメータ)。
選択リストに4つのオプションが含まれる(p_list_valuesパラメータ)。
選択リスト内のテキストが赤色で表示される(p_attributesパラメータ)。
NULLのオプションが表示され(p_show_null)、このオプションによってテキストとして-Select-が表示される(p_null_textパラメータ)。
各行に対してHTML ID属性が生成され、各行の#ROWNUM#はカレント行rownumに置換される(p_item_idパラメータ)。(したがって、行4に対してはf03_4のIDが生成される。)
各行に対してHTMLラベル要素が生成される(p_item_labelパラメータ)。
deptnoの現行の値が、p_list_valuesパラメータに渡されたLOVに含まれていない場合でも表示される(p_show_extraパラメータ)。
SELECT empno "Employee #",
ename "Name",
APEX_ITEM.SELECT_LIST(
p_idx => 3,
p_value => deptno,
p_list_values => 'ACCOUNTING;10,RESEARCH;20,SALES;30,OPERATIONS;40',
p_attributes => 'style="color:red;"',
p_show_null => 'YES',
p_null_value => NULL,
p_null_text => '-Select-',
p_item_id => 'f03_#ROWNUM#',
p_item_label => 'Label for f03_#ROWNUM#',
p_show_extra => 'YES') "Department"
FROM emp;
このファンクションは、共有の値リスト(LOV)から選択リストを動的に生成します。APEX_ITEMパッケージで使用可能な他のファンクションと同様に、これらの選択リストのファンクションはF01からF50のフォームの配列要素でフォームを生成するように設計されています。
構文
APEX_ITEM.SELECT_LIST_FROM_LOV(
p_idx IN NUMBER,
p_value IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_lov IN VARCHAR2,
p_attributes IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_show_null IN VARCHAR2 DEFAULT 'YES',
p_null_value IN VARCHAR2 DEFAULT '%NULL%',
p_null_text IN VARCHAR2 DEFAULT '%',
p_item_id IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_item_label IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_show_extra IN VARCHAR2 DEFAULT 'YES')
RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表3-13に、SELECT_LIST_FROM_LOVファンクションで使用可能なパラメータを示します。
表3-13 SELECT_LIST_FROM_LOVのパラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
フォーム要素名。たとえば、 |
|
|
現在の値。この値は |
|
|
アプリケーションLOVのテキストの名前。このLOVはアプリケーションで定義する必要があります。このパラメータは、 |
|
|
追加するHTMLパラメータ。 |
|
|
NULLの選択を有効にするための追加の選択オプション。値の範囲は |
|
|
ユーザーがNULLのオプションを選択すると戻される値。 |
|
|
ユーザーがNULLのオプションを選択すると表示される値。 |
|
|
|
|
|
アイテムに対して作成された非表示のラベル。 |
|
|
|
例
次の例に、アプリケーションで定義されたLOVに基づく選択リストを示します。
SELECT APEX_ITEM.SELECT_LIST_FROM_LOV(2,job,'JOB_FLOW_LOV')job FROM emp
このファンクションは、共有の値リスト(LOV)から大規模(32KBを超える)な選択リストを動的に生成します。APEX_ITEMパッケージで使用可能な他のファンクションと同様に、これらの選択リストのファンクションはF01からF50のフォームの配列要素でフォームを生成するように設計されています。このファンクションはSELECT_LIST_FROM_LOVと同じですが、戻り値はCLOBになります。そのため、4000文字を超える列値を処理する必要があるSQL問合せで使用できます。
構文
APEX_ITEM.SELECT_LIST_FROM_LOV_XL(
p_idx IN NUMBER,
p_value IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_lov IN VARCHAR2,
p_attributes IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_show_null IN VARCHAR2 DEFAULT 'YES',
p_null_value IN VARCHAR2 DEFAULT '%NULL%',
p_null_text IN VARCHAR2 DEFAULT '%',
p_item_id IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_item_label IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_show_extra IN VARCHAR2 DEFAULT 'YES')
RETURN CLOB;
パラメータ
表3-14に、SELECT_LIST_FROM_LOV_XLファンクションで使用可能なパラメータを示します。
表3-14 SELECT_LIST_FROM_LOV_XLのパラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
フォーム要素名。たとえば、 |
|
|
現在の値。この値は |
|
|
LOVのテキストの名前。このLOVはアプリケーションで定義する必要があります。このパラメータは、 |
|
|
追加するHTMLパラメータ。 |
|
|
NULLの選択を有効にするための追加の選択オプション。値の範囲は |
|
|
ユーザーがNULLのオプションを選択すると戻される値。 |
|
|
ユーザーがNULLのオプションを選択すると表示される値。 |
|
|
|
|
|
アイテムに対して作成された非表示のラベル。 |
|
|
|
例
次の例に、アプリケーションで定義されたLOVに基づいて選択リストを作成する方法を示します。
SELECT APEX_ITEM.SELECT_LIST_FROM_LOV_XL(2,job,'JOB_FLOW_LOV')job FROM emp
このファンクションは、問合せから静的選択リストを動的に生成します。APEX_ITEMパッケージで使用可能な他のファンクションと同様に、これらの選択リストのファンクションはF01からF50のフォームの配列要素でフォームを生成するように設計されています。
構文
APEX_ITEM.SELECT_LIST_FROM_QUERY(
p_idx IN NUMBER,
p_value IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_query IN VARCHAR2,
p_attributes IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_show_null IN VARCHAR2 DEFAULT 'YES',
p_null_value IN VARCHAR2 DEFAULT '%NULL%',
p_null_text IN VARCHAR2 DEFAULT '%',
p_item_id IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_item_label IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_show_extra IN VARCHAR2 DEFAULT 'YES')
RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表3-15に、SELECT_LIST_FROM_QUERYファンクションで使用可能なパラメータを示します。
表3-15 SELECT_LIST_FROM_QUERYのパラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
フォーム要素名。たとえば、 |
|
|
現在の値。この値は |
|
|
2つの列(表示列および戻り列)を選択するSQL問合せ。次に例を示します。 SELECT dname, deptno FROM dept これは、 また、この問合せのSELECT句に指定されている列が1つのみの場合は、表示する目的および戻す目的の両方でこの列の値が使用されることにも注意してください。 |
|
|
追加するHTMLパラメータ。 |
|
|
NULLの選択を有効にするための追加の選択オプション。値の範囲は |
|
|
ユーザーがNULLのオプションを選択すると戻される値。 |
|
|
ユーザーがNULLのオプションを選択すると表示される値。 |
|
|
|
|
|
アイテムに対して作成された非表示のラベル。 |
|
|
|
例
次の例に、SQL問合せに基づく選択リストを示します。
SELECT APEX_ITEM.SELECT_LIST_FROM_QUERY(3,job,'SELECT DISTINCT job FROM emp')job FROM emp
このファンクションはSELECT_LIST_FROM_QUERYと同じですが、戻り値はCLOBになります。そのため、4000文字を超える列値を処理する必要があるSQL問合せで使用できます。APEX_ITEMパッケージで使用可能な他のファンクションと同様に、これらの選択リストのファンクションはF01からF50のフォームの配列要素でフォームを生成するように設計されています。
構文
APEX_ITEM.SELECT_LIST_FROM_QUERY_XL(
p_idx IN NUMBER,
p_value IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_query IN VARCHAR2,
p_attributes IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_show_null IN VARCHAR2 DEFAULT 'YES',
p_null_value IN VARCHAR2 DEFAULT '%NULL%',
p_null_text IN VARCHAR2 DEFAULT '%',
p_item_id IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_item_label IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_show_extra IN VARCHAR2 DEFAULT 'YES')
RETURN CLOB;
パラメータ
表3-16に、SELECT_LIST_FROM_QUERY_XLファンクションで使用可能なパラメータを示します。
表3-16 SELECT_LIST_FROM_QUERY_XLパラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
フォーム要素名。たとえば、 |
|
|
現在の値。この値は |
|
|
2つの列(表示列および戻り列)を選択するSQL問合せ。次に例を示します。 SELECT dname, deptno FROM dept これは、 また、この問合せのSELECT句に指定されている列が1つのみの場合は、表示する目的および戻す目的の両方でこの列の値が使用されることにも注意してください。 |
|
|
追加するHTMLパラメータ。 |
|
|
NULLの選択を有効にするための追加の選択オプション。値の範囲は |
|
|
ユーザーがNULLのオプションを選択すると戻される値。 |
|
|
ユーザーがNULLのオプションを選択すると表示される値。 |
|
|
|
|
|
アイテムに対して作成された非表示のラベル。 |
|
|
|
例
次の例に、SQL問合せに基づく選択リストを示します。
SELECT APEX_ITEM.SELECT_LIST_FROM_QUERY_XL(3,job,'SELECT DISTINCT job FROM emp')job FROM emp
このファンクションは、SQL問合せからテキスト・フィールド(またはテキスト入力フォーム・アイテム)を生成します。
構文
APEX_ITEM.TEXT(
p_idx IN NUMBER,
p_value IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_size IN NUMBER DEFAULT NULL,
p_maxlength IN NUMBER DEFAULT NULL,
p_attributes IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_item_id IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_item_label IN VARCHAR2 DEFAULT NULL)
RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表3-17に、TEXTファンクションで使用可能なパラメータを示します。
表3-17 TEXTのパラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
生成するアイテムの識別番号。この番号によって、どの |
|
|
テキスト・フィールド・アイテムの値。 |
|
|
HTMLタグ属性を制御(無効にするなど)します。 |
|
|
テキスト・ボックスに入力可能な最大文字数。 |
|
|
追加するHTMLパラメータ。 |
|
|
|
|
|
アイテムに対して作成された非表示のラベル。 |
例
次の問合せの例に、各行に1つの更新フィールドを生成する方法を示します。ename、salおよびcomm列ではAPEX_ITEM.TEXTファンクションを使用して、各行にHTMLテキスト・フィールドを生成します。また、各列がそれぞれの配列に格納されるように問合せ内の各アイテムに一意のp_idxパラメータが渡されることに注意してください。
SELECT empno, APEX_ITEM.HIDDEN(1,empno)|| APEX_ITEM.TEXT(2,ename) ename, APEX_ITEM.TEXT(3,job) job, mgr, APEX_ITEM.DATE_POPUP(4,rownum,hiredate,'dd-mon-yyyy') hiredate, APEX_ITEM.TEXT(5,sal) sal, APEX_ITEM.TEXT(6,comm) comm, deptno FROM emp ORDER BY 1
このファンクションはテキスト領域を作成します。
構文
APEX_ITEM.TEXTAREA(
p_idx IN NUMBER,
p_value IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_rows IN NUMBER DEAULT 40,
p_cols IN NUMBER DEFAULT 4,
p_attributes IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_item_id IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_item_label IN VARCHAR2 DEFAULT NULL)
RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表3-18に、TEXTAREAファンクションで使用可能なパラメータを示します。
表3-18 TEXTAREAのパラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
生成するアイテムの識別番号。この番号によって、どの |
|
|
テキスト領域アイテムの値。 |
|
|
テキスト領域の高さ(HTML行属性) |
|
|
テキスト領域の幅(HTML行属性)。 |
|
|
追加するHTMLパラメータ。 |
|
|
|
|
|
アイテムに対して作成された非表示のラベル。 |
例
次の例に、SQL問合せに基づくテキスト領域を作成する方法を示します。
SELECT APEX_ITEM.TEXTAREA(3,ename,5,80) a FROM emp
このファンクションを使用して、アイテムをテキストとして表示します。そのテキストは、名前付きLOVの表示値を導出します。
構文
APEX_ITEM.TEXT_FROM_LOV (
p_value IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_lov IN VARCHAR2,
p_null_text IN VARCHAR2 DEFAULT '%')
RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表3-19に、TEXT_FROM_LOVファンクションで使用可能なパラメータを示します。
表3-19 TEXT_FROM_LOVパラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
フィールド・アイテムの値。
|
|
|
共有LOVのテキストの名前。このLOVはアプリケーションで定義する必要があります。 |
|
|
フィールド・アイテムの値がNULLの場合に表示される値 |
例
次の例では、名前付きLOV (EMPNO_ENAME_LOV)から表示値を導出する方法を示します。
SELECT APEX_ITEM.TEXT_FROM_LOV(empno,'EMPNO_ENAME_LOV') c FROM emp
このファンクションを使用して、アイテムをテキストとして表示します。そのテキストは、LOV問合せから表示値を導出します。
構文
APEX_ITEM.TEXT_FROM_LOV_QUERY (
p_value IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_query IN VARCHAR2,
p_null_text IN VARCHAR2 DEFAULT '%')
RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表3-20に、TEXT_FROM_LOV_QUERYファンクションで使用可能なパラメータを示します。
表3-20 TEXT_FROM_LOV_QUERYのパラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
フィールド・アイテムの値。 |
|
|
2つの列(表示列および戻り列)を選択するSQL問合せ。次に例を示します。 SELECT dname, deptno FROM dept この問合せのSELECT句に指定されている列が1つのみの場合は、表示する目的および戻す目的の両方でこの列の値が使用されることに注意してください。 |
|
|
フィールド・アイテムの値がNULLの場合、または対応するエントリがLOV問合せの値 |
例
次の例では、問合せから表示値を導出する方法を示します。
SELECT APEX_ITEM.TEXT_FROM_LOV_QUERY(empno,'SELECT ename, empno FROM emp') c from emp