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Oracle® Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス
11g リリース2(11.2)
B56262-06
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24 DBMS_AQELM

DBMS_AQELMパッケージは、電子メールおよびHTTPによるOracle Streams Advanced Queuing(AQ)の非同期通知の構成を管理するサブプログラムを提供します。


関連項目:

DBMS_AQELMの詳細は、『Oracle Streamsアドバンスト・キューイング・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。

この章では、次の項目について説明します。


DBMS_AQELMサブプログラムの要約

表24-1 DBMS_ALERTパッケージのサブプログラム

サブプログラム 説明

SET_MAILHOSTプロシージャ


データベースが電子メール通知の送信に使用するSMTPサーバーのホスト名を設定します。

SET_MAILPORTプロシージャ


SMTPサーバーのポート番号を設定します。

SET_SENDFROMプロシージャ


発信元電子メール・アドレスを設定します。



SET_MAILHOSTプロシージャ

このプロシージャは、SMTPサーバーのホスト名を設定します。データベースではこのSMTPサーバーのホスト名を使用して、電子メール通知を送信します。

構文

DBMS_AQELM.SET_MAILHOST (
   mailhost  IN  VARCHAR2);

パラメータ

表24-2 SET_MAILHOSTプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

mailhost

SMTPサーバーのホスト名


使用上の注意

電子メール通知を構成する一部分として、DBMS_AQELMパッケージに対してAQ_ADMINISTRATOR_ROLEまたはEXECUTEの許可を付与されたユーザーは、電子メール通知を登録する前にホスト名を設定する必要があります。


SET_MAILPORTプロシージャ

このプロシージャは、SMTPサーバーのポート番号を設定します。

構文

DBMS_AQELM.SET_MAILPORT (
   mailport  IN NUMBER);

パラメータ

表24-3 SET_MAILPORTプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

mailport

SMTPサーバーのポート番号


使用上の注意

電子メール通知を構成する一部分として、DBMS_AQELMパッケージに対してAQ_ADMINISTRATOR_ROLEまたはEXECUTEの許可を付与されたユーザーは、電子メール通知を登録する前にホスト名を設定する必要があります。データベースではこのSMTPサーバーのポート番号を使用して、電子メール通知を送信します。設定されていない場合、SMTPのmailportのデフォルトは25となります。


SET_SENDFROMプロシージャ

このプロシージャは、発信元電子メール・アドレスを設定します。この電子メール・アドレスは、登録された電子メール・アドレス宛にデータベースから送信されるすべての電子メール通知の発信元フィールドに使用されます。

構文

DBMS_AQELM.SET_SENDFROM (
   sendfrom  IN  VARCHAR2);

パラメータ

表24-4 SET_SENDFROMプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

sendfrom

発信元電子メール・アドレス


使用上の注意

電子メール通知を構成する一部分として、DBMS_AQELMパッケージに対してAQ_ADMINISTRATOR_ROLEまたはEXECUTEの許可を付与されたユーザーは、電子メール通知を登録する前にホスト名を設定する必要があります。