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Oracle® Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス
11g リリース2(11.2)
B56262-06
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はじめに

この章では、次の項目について説明します。

対象読者

『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』 は、プログラマ、システム・アナリスト、プロジェクト・マネージャおよびデータベース・アプリケーションの開発に関心のある方々に有効です。このマニュアルでは、読者にアプリケーション・プログラミングについての作業知識があること、リレーショナル・データベース・システムの情報にアクセスするためのSQLの使用経験が十分にあることを前提としています。一部の項では、オブジェクト指向プログラミングの基本的な知識も必要です。

ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社のアクセシビリティの詳細は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docaccを参照してください。

Oracleサポート・サービスへのアクセス

お客様は、My Oracle Supportから電子サポートにアクセスできます。詳細は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=infoを参照するか、聴覚に障害のあるお客様の場合はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trsを参照してください。

関連ドキュメント

詳細は、次のドキュメントを参照してください。

  • 『Oracle Databaseアドバンスト・アプリケーション開発者ガイド』

  • 『Oracle Database PL/SQL言語リファレンス』

このマニュアルで使用している例の多くでは、Oracle Databaseのインストール時に「基本インストール」オプションを選択したときにデフォルトでインストールされるサンプル・スキーマを使用しています。これらのスキーマがどのように作成されているか、およびその使用方法の詳細は、『Oracle Databaseサンプル・スキーマ』を参照してください。

印刷版のドキュメントは、Oracle Storeの次のURLから購入できます。

http://shop.oracle.com/

リリース・ノート、インストール関連ドキュメント、ホワイト・ペーパーまたはその他の関連ドキュメントは、OTN(Oracle Technology Network)から、無償でダウンロードできます。

http://docs.oracle.com/

表記規則

この項では、このマニュアルの本文およびコード例で使用される表記規則について説明します。この項の内容は次のとおりです。

本文の表記規則

本文では、特定の項目が一目でわかるように、次の表記規則を使用します。次の表に、その規則と使用例を示します。

規則 意味
太字 太字は、操作に関連するGraphical User Interface要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。 この句を指定すると、索引構成表が作成されます。
イタリック体 イタリックは、ドキュメントのタイトルまたは強調を示します。 『Oracle Database概要』

リカバリ・カタログおよびターゲット・データベースが同じディスクに存在しないことを確認します。

固定幅フォントの大文字 固定幅フォントの大文字は、システム指定の要素を示します。このような要素には、パラメータ、権限、データ・タイプ、RMANキーワード、SQLキーワード、SQL*Plusまたはユーティリティ・コマンド、パッケージおよびメソッドがあります。また、システム指定の列名、データベース・オブジェクト、データベース構造、ユーザー名およびロールも含まれます。 NUMBER列に対してのみ、この句を指定できます。

BACKUPコマンドを使用して、データベースのバックアップを作成できます。

USER_TABLESデータ・ディクショナリ・ビュー内のTABLE_NAME列を問い合せます。

DBMS_STATS.GENERATE_STATSプロシージャを使用します。

固定幅フォントの小文字 固定幅フォントの小文字は、実行可能ファイル、ファイル名、ディレクトリ名およびユーザーが指定する要素のサンプルを示します。このような要素には、コンピュータ名およびデータベース名、ネット・サービス名および接続識別子があります。また、ユーザーが指定するデータベース・オブジェクトとデータベース構造、列名、パッケージとクラス、ユーザー名とロール、プログラム・ユニットおよびパラメータ値も含まれます。

注意: プログラム要素には、大文字と小文字を組み合せて使用するものもあります。これらの要素は、記載されているとおりに入力してください。

sqlplusと入力して、SQL*Plusを起動します。

パスワードは、orapwdファイルで指定します。

/disk1/oracle/dbsディレクトリ内のデータ・ファイルおよび制御ファイルのバックアップを作成します。

hr.departments表には、department_iddepartment_nameおよびlocation_id列があります。

QUERY_REWRITE_ENABLED初期化パラメータをtrueに設定します。

JRepUtilクラスが次のメソッドを実装します。

固定幅フォントの小文字のイタリック 固定幅フォントの小文字のイタリックは、プレースホルダまたは変数を示します。 parallel_clauseを指定できます。

old_release.SQLを実行します。ここで、old_releaseとはアップグレード前にインストールしたリリースを示します。


コード例の表記規則

コード例は、SQL、PL/SQL、SQL*Plusまたは他のコマンドライン文の例です。次のように固定幅フォントで表示され、通常のテキストと区別されます。

SELECT username FROM dba_users WHERE username = 'MIGRATE';

次の表に、コード例で使用される表記規則とその使用例を示します。

規則 意味
[ ]
大カッコは、カッコ内の項目を任意に選択することを表します。
DECIMAL (digits [ , precision ])
{ }
中カッコは、カッコ内の項目をグループ化することを表します。
{ENABLE | DISABLE}
|

縦線は、2つの選択項目の区切りに使用します。
{ENABLE | DISABLE}
[COMPRESS | NOCOMPRESS]
...
省略記号は、構文の説明での繰返しを示します。

また、コード例または本文での省略を示す場合もあります。

CREATE TABLE ... AS subquery;

SELECT col1, col2, ... , coln FROM employees;
その他の記号 大カッコ([ ])、中カッコ({ })、縦線()および省略記号(...)以外の記号は、記載されているとおりに入力する必要があります。
acctbal NUMBER(11,2);
acct    CONSTANT NUMBER(4) := 3;
Italics
イタリックは、ユーザーが特定の値を指定するプレースホルダ変数を示します。
enter password

DB_NAME = database_name
UPPERCASE
大文字は、システム指定の要素を示します。これらの要素は、ユーザー定義の要素と区別するために大文字で示されます。大カッコ内にないかぎり、表示されているとおりの順序および綴りで入力します。ただし、大/小文字が区別されないため、大文字または小文字のいずれでも入力できます。
SELECT last_name, employee_id FROM employees;
SELECT * FROM USER_TABLES;
DROP TABLE hr.employees;
lowercase
表名、列名またはファイル名などのユーザー定義のプログラム要素を示します。

注意: プログラム要素には、大文字と小文字を組み合せて使用するものもあります。これらの要素は、記載されているとおりに入力してください。

SELECT last_name, employee_id FROM employees;
sqlplus hr/hr
CREATE USER mjones IDENTIFIED BY ty3MU9;