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Oracle® Database SecureFilesおよびラージ・オブジェクト開発者ガイド
11gリリース2 (11.2)
B56263-04
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『Oracle Database SecureFilesおよびラージ・オブジェクト開発者ガイド』の新機能

ここでは、次のリリースで導入されたLOBの新機能について説明します。

Oracle Database 11gリリース2で導入されたLOBの新機能

Oracle Database 11gリリース1で導入されたLOBの新機能

Oracle SecureFilesに次の機能が追加されました。

  • 明示的にデータを圧縮し、ディスク領域の節約を可能にするインテリジェントLOB圧縮。「圧縮について」「ALTER TABLE圧縮」および「ALTER TABLE圧縮」を参照してください。

  • 重複するLOBデータを自動検出し、LOBのコピーを1つのみ格納することにより記憶域を節約する重複除外。「重複除外について」「ALTER TABLE重複除外」および「ALTER TABLE重複除外」を参照してください。

  • 暗号化では、データがインプレースで格納され、ランダムな読取りおよび書込みに使用できるようになりました。「暗号化について」「CREATE TABLE暗号化」および「ALTER TABLE暗号化」を参照してください。

  • 記憶域レイヤー上の論理キャッシュ、読取りプリフェッチ、新規キャッシュ・モード、ベクトルIOなどのLOBデータ・パスの最適化。

  • 新しいLOB APIがPL/SQLパッケージおよびOCIインタフェースの両方に追加され、SecureFilesおよび新規または修正済のSQLコマンドに対応しました。既存のOCI関数で新しいSecureFilesがサポートされます。

    CREATE TABLEおよびALTER TABLEなどのSQL文に新しいパラメータが追加されSecureFilesの適切な構成が可能になりました。高パフォーマンス領域管理はLOB SQL文の変更およびDBMS_SPACEパッケージ変更を含みます。第4章「Oracle SecureFiles LOBの使用」を参照してください。

OCI LOBプリフェッチにより、パフォーマンスが向上します。「LOBデータ、長さおよびチャンク・サイズのプリフェッチ」を参照してください。