この章では、最初にC言語対応のOCIリレーショナル関数について説明します。各関数コールの詳細を説明するとともに、使用しているアプリケーションでOCI関数をコールする方法についても説明します。
リレーショナル関数の概要
この章および第17章では、OCIリレーショナル関数コールと、基本OCIにおける関数について説明します。
OCI関数の規則
各関数について、次の情報が記載されています。
用途
この関数によって実行されるアクションを簡単に説明します。
パラメータ
この関数の各パラメータの説明。これにはパラメータのモードが含まれます。パラメータのモードには、表16-1に示す3つの値があります。
コメント
この関数に関する詳細情報。関数の使用上の制約やアプリケーション内でこの関数を使用するときに役に立つ情報が記載されています。
戻り値
このオプションの項では、戻される可能性のある値について説明します。この項は、「コメント」の項の前または後にあります。
例
説明の対象となっている関数コールの使用方法を例示するコード(全体または一部)。すべての関数に例が記載されているわけではありません。
OCI関数のコール
OCIのこれまでのバージョンとは異なり、リリース8以上のOCIでは、NULL
文字で終了する文字列の文字列長パラメータに-1を渡すことはできません。文字列長をパラメータとして渡すときは、NULL
終了文字バイトを組み込まないでください。OCIでは、文字列はNULL
で終了するとはみなされません。
OCIパラメータのバッファ長は、バイト単位です。ただし、次の場合は除きます。
LOB関数用のサーバー・ラウンドトリップ
個々のOCI LOB関数に必要なサーバー・ラウンドトリップ回数を示す表は、付録Cを参照してください。